ある雑誌で少し残念な記事を見つけました。
ある代表の話です。
「スタッフにお願いしているのは、ティーチングではなくコーチングをしてほしいということ。専門的な技術を教えることを軸にしてもらいたいと考えています」
?????
これだからいまだに変な指導者が出てくるんだなって改めて思いました。
皆さん気づきましたか?

ティーチングは、
基礎知識や技術を学ぶ時には効果的です。しかし、先生(上司)が持っている知識やスキルやノウハウを教えるだけでは、自分以上の人を育てることは困難です。
また、ティーチングは一方的なコミュニケーションになりがちで、評価される場面が多くなります。その結果、クライアントは次第に受け身(指示待ち)になり、模範解答を欲しがる(依存する)ようになります。

コーチングは
「何かに挑戦したい」「結果を出したい」という気持ちを持つ人に効果的です。コーチとの双方向のコミュニケーションによりクライアントは自分が縛られていた価値観に気づき、広い視点で物事を捉えられるようになります。その結果、自分の潜在能力や可能性を信じて自らチャレンジする人に成長します。
http://kurisu-sora.com/coaching/coaching-teaching/からの引用
株式会社宙(soro)様の許可を得て引用させていただいています。
https://kurisu-sora.com/
素晴らしい試みがスタートするなって思っていたんですが、とても残念です。
日本のスポーツ界ではコーチは教えてくれる人という認識をしている人が多いです。
テニスの選手がコーチを変えることがニュースにあることがあります。
これは選手が勝利へ導いてくれる人たちという認識があって、選手が何か違うと思えば、変えることができます。
日本では部活の先生がそのスポーツを知らなくても、その先生に従わなければいけません。
スポーツ経験がなくてもコーチングはできます。
しかし、指導しなければいけないという先生という仕事がらティーチング色が強くなってしまうと思います。
周りの人がしっかりと違いを理解していくとより良い循環が生まれてくると思います。
子どもたちに接するときに、今ティーチングしているのか、それともコーチングした方がいいのかを考えて接してあげてください。
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