遊びから勝負に切り替わると、タイミングがあると思います。
仲間内で楽しくやって気軽に汗をながす。
そんなスポーツをやることも必要だと思います。
私は、楽しいから勝負に移っていくものだと考えていました。
でも、楽しいから勝負になり勝つことを知ると選手たちはどう考えるのでしょうか?
なぜ、そのスポーツを始めたのかによって考え方が変わると思います。
ある選手の話になります。全く勝つことを知らなかった選手が、仲間に誘われて新しいチームに入りました。
実力的には十分通用していましたが、大会に出て勝ち進むにつれて、怪我を理由にコートから出てしまいました。
そしてほっとした表情でベンチに座っていました。
勝つことを求めている選手、自分がチームでの立場がわかっている選手は、無理しても出たいといってくるでしょう。
怪我の具合をみてスタッフ、止めるのか、出させるかの判断をすると思います。
勝利を目指す選手は、苦しくても最後の瞬間のために頑張ります。
しかし、その喜びを知らない選手は、友達と仲良くプレイできればい。
気持ちいいプレイができればいいと思っているのではないでしょうか?
なので、チームが勝ち進むつれて、彼の楽しい瞬間はどんどんなくなっていったのではないかと思います。
勝っていく経験が一気に上がってしまったので、不安が生まれていたのではないかと思います。
選手がどんな気持ちでスポーツをはじめて、そして今の気持ちはどうなのか考えながら大会にのぞんでみてください。
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