あるチーム(写真とは別チームです)のメンタルトレーニング
「チームの雰囲気が悪くなると立ち直れません」
という課題を何人かの選手が言っていました。
その後の週末に練習試合があったので帯同した時の話です。
雰囲気が悪くなる時は失敗が続きで連続失点した時にです。
観察をしていると、「切り替えて」という声は聞こえてきますが、
誰も失敗した選手を向くわけでも、近寄ることもしていません。
そのうち相手が失敗してくれて流れが変わりましたが、
連続失点で開いた点は縮めることができずにセットを落としました。
選手に「雰囲気がわることが問題と考えているのに、 変えようと何か行動をしなければ、 何も変わらないよね? 何か行動をしよう。」
すると選手たちは、失点をした時に集まって、リーダーを中心に声を合わせることを始めました。
そのおかげか、自分たちで流れを切ることができてきました。
その中で「改善案を共有しよう」という話になったらしく
掛け声と、改善案の共有が失敗した時の行動ができました。
最後の試合では、前半リードされていましたが、
これらの行動から終盤に逆転して、セットを取ることができました。
この雰囲気の作り方を忘れずに、次の練習でも繋げてほしいと思っています。
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