「しつもんする際に頭に入れて」

本日の日刊スポーツ静岡版はお読みいただけましたか?

今回の連載記事は
「しつもんする際に頭に入れて」

しつもんメンタルトレーニングで、しつもんをする時に気をつけていることが10個あります。
今回の記事はその前編10個中5個を紹介しています。
・信じる
・楽しむ
・今、ここ
・実践者であれ
・コントロールしない

私たちは「しつもん」を平仮名で書きます。
それは「相手のためになる問いかけ」と言う定義をしているからです。

相手のことを思うためには、この10個はそんなことから生まれたものになります。

あくまでも、「しつもん」をする時の話です。

ある方が、教えている時にコントロールしていかないと練習が回らなくなります。と言って方がいました。
指導者は練習に対してメニューと立てて進めないといけません。
これは選手たちをコントロールしなければ成り立たなくなります。

この部分はしっかりとご理解ください。

「しつもん」をする時しっかりと相手のことを考えて「しつもん」してみてください。

「応援」と「批判」

大人は基本的に子どもたちの応援をしていると思います。

応援にはどんな形があるでしょうか?

ごく一般的なものは「頑張れ~!」と声をかけること。
指導者が、技術や考え方を教えることも、応援の形だと思います。

そんな試合や練習で、ため息が出ることがあります。
それは選手がミスをした時です。

それが繰り返されると、「何やってるの?」「何回目なんだ!」とだんだん選手への批判になってしまいます。

なぜか?

人は見返りを求めるものだそうです。
純粋に応援しているのがいつのまにか、見返りを求める、どこかに「こんなにやってあげいているのに」という気持ちがあると「なんで?」「何やっての!」となってしまいます。

応援も選手同様に見返りを求めず楽しんでください。

「経験」と「行動」

ある選手が、チーム内でうまくいかず悩んでいました。

性格的には、リーダーに向いている選手だと思っています。
そしてチームでは部長をしていました。
このチームでは、部長、ゲームキャプテンなど様々なリーダーを立てている様子でした。

チームの中で一番発言力がある選手は、経験年数も長く実力もある選手でした。
彼は、その選手に対等に物事が言えずに、いつの間にか意見が通らなくなっていました。

私のところで練習する時は、本当に素晴らしい選手だと思っていただけに部活での姿はとても残念に思い応援をしていました。

部活が終わり、身体を動かしたいという選手は多くいると思います。
彼は部活を通して知り合った学校以外の友達と時々スポーツを楽しんでいました。

そんな経験がある選手ですが、仲間内でスポーツをしている様子をみていると、少し強い口調で友達を激励していました。

「自分がされて嫌なことは人にはするな」

学校で教わることだと思います。
しかし、嫌なだなって経験をどうしたらやらないで問題解決するかについては教えてくれません。

やならくてもいいことなら、別にいう必要もないですから。

でも彼も、部活で一緒だった選手も何か行動をしなければいけないと考えている。

しかし、キツく言うことしかされていないのでそれしかできない。

経験したことしか行動にできないのは事実です。

私自身、思うのはコミュニケーションとはインタラクティブであって初めて意味をなすものと思っています。

もし彼らに関わることがもう一度できるのであれば、この経験を積ませてあげて、違う行動になるようにしてもらい。
そしてその行動から結果が変わることを知ってもらいたいと思っています。

みなさんの周りでも、このような選手、このような環境になっているチームいませんか?

どんな経験が行動につながるのか考えてみてください。

「笑顔」と「笑いながら」

先日、トレセンの練習試合を見学させてもらいました。

その時、監督から「笑顔でプレイするのと、笑いながらプレイするのは違うよ」って声が聞こえてきました。

どのチームもいろんなチームから集まっているので、コンビネーションなどはうまく噛み合いません。
また、予想以外のプレイで吹き出したり、いつもの違う応援を楽しんでいたりしました。

真剣に取り組んで集中をしていくと自然と「笑顔」になります。

しかし真剣さが薄れると「笑いながら」のプレイになります。

部活でも、楽しさ重視でやられているところもあれば、地区大会、県大会などで真剣にトップを目指しているチームがあると思います。

スポーツに対しての考え方は人それぞれ、チームの考え方もそれぞれあると思います。

みなさんが、保護者やチーム関係者はどちらを望んでいますか?

笑顔がみたいのか
笑いながらやっているのをみたいか

ぜひ、選手と話し合ってみてください。

きっと取り組み方が変わってくると思います。

「やる選手」と「やらない選手」

パーソナルでメンタルトレーニングもお受けしています。

いろんな話を聞かせてもらうのです。

定期的に来られる選手には、できたこと、できなかったことを聞きます。
そして、嫌がる人もいますが、できなかったことの理由を聞きます。

すると、時間がなかった、僕一人ではできない。と、できない理由を並べてくれます。

それでは話が進まないので、どうしたらできた?と質問を変えると考えるのですが、答えが出てこないことが多いです。

それは、できないことを何かのせいにして、自分を納得させているからです。

納得してしまえば、そこから先を考えることをしなくなります。

しかし、こんなやりとりを続けていくと、考えるようになります。

そうなると、ここができなかったけど、もう少し工夫できたな。こんな方法も合ったな。とできなかったことで完結せず、「あれ?やらないとけなかった」と感じてやる方向にむいていきます。

やる選手になるために、今の現状がどうなのか考えていただき、その選手を受け止めて少しずつの変化を見てあげてください。

「エースの扱い指導者の腕の見せ所」

本日の日刊スポーツ静岡版はお読みいただけましたか?

今回の連載記事は
「エースの扱い
    指導者の腕の見せ所」

夏の大会前に、あるチームの練習を見学させていただきました。

エースがしっかりしているチームでした。

この日は、エース以外の選手が厳しく指導を受けていました。

その時指導者は
「あいつ(エース)は勝つために、お前たちのために頑張ってるっだ!お前がフォローしてやらなくてどうするんだ!」って大声で言っていたが印象に残っています。

確かにこう言った指導は大切なのかもしれません。

しかし夏の大会前にこの確認をするということは、エースの存在が大き過ぎて選手たちはどこかで「自分のチームではなくあいつのチーム」と思っている部分があったのではないでしょうか。

チームでフォローし合うことは当たり前だと思いますが、各選手にオーナーシップ(自分のチーム)という意識があれば、夏の大会前にこのような確認はしなくても大丈夫だったのではないでしょうか?

勝つためにエースを育てることも大切です。
それ以上に、チーム全員が自分のチームという意識が向くように学年関係なく、試合に出る出ない関係なく選手を指導してみてください。

これができたものすごく素晴らしいチームが出来上がると思います。

来年の夏間近ではなく、この冬に関係性を考えてみてください。

「遊び」と「目的」

今は、あまりゲームってやらなくなったんですが、携帯が変わってアプリを再インストールする時にゲームを入れるか入れないか悩むことがあります。(笑)
基本的には単純なゲームしかやらないのですが、少し前にロールプレイングゲームをやっていたことがあります。

そこには、飽きさせない工夫がたくさんあります。

しかし、いつの間にか、本来の目的を忘れてゲーム内のミニゲーム必死なっていたります。

面白いですよね。

実はスポーツでも同じことが起っています。

勝つという目的のために難しい技術を習得しようとする。

しかし、なかなか習得ができないから他の技術を習得を考える。

すると、他からもっと楽しいことがあるよって誘いをうける。

気がついたら楽な方を選びスポーツをやめていたり、目標をすごく下に設定していた。

とこんな感じになるのでしょうか。

遊びであれば、楽しい!を最優先すればいいと思います。

スポーツで勝つというゴールがあるのであれば、練習や行動の意味をしっかりと伝え意識することが大切だと思います。

寄り道は決して悪くないです。
しかし本来のゴールを見失わないように、選手を観察し導いてあげることが大切だと思います。

「人」と「機能」

先日、メンタルトレーナーの仲間にお願いして3チーム同時にメンタル講座をしたり練習ゲームにメンタルトレーナー目線で選手にアドバイスをしてもらう企画を行いました。

その時のトレーナーの感想に
「チームに必要なのは、リーダーという人ではなくてリーダーシップです。という言葉に衝撃を受け、チームを機能させるためのサポートができたと思います。」
という言葉がありました。

うまくいっているチームには、リーダー、エースと言われる人の近くには必ず、参謀的な存在の選手がいます。

この選手がバランスをとることで、リーダーやエースが活躍できるし、周りの人がうまく行動していくことができるのです。

小学生や中学生ぐらいだと、この行動を気づかずに、自然と行なっている選手がいます。

リーダーやエースが目立ってしまいますが、このバランスをとっている選手存在もしっかりと見てあげてください。

そして、チームを機能させる役割について、選手と話し合って、いろんな選手にこのポジションを経験させてみてください。

チームが大きく成長していくと思います。

「ワンウェイ」と「インタラクティブ」

強いリーダーが出てくると、言葉のやりとりがワンウェイ、つまり一方通行になります。

なぜか、リーダーが他の選手に確認したいのと、他の選手が何も言えないの2つの理由があると思います。

インタラクティブつまり対話がなされていないのです。

すると、その他の選手は集中力をなくし、どこか上の空状態。
本人は頑張っているというのかもしれませんが、行動が伴いません。

これは、必要とされていないと感じている部分が集中力の欠如に繋がるのかと思います。

中学や小学校の試合をみていると時々こんな選手がいます。

こんな時に皆さんはどうしますか?

多くの人は集中力のない選手を怒るのではないでしょうか?

原因は、スタッフがしっかりと役割を与えていないことが一番の問題点。
リーダーがその役割を理解していれば、そこには対話が生まれてくると思います。

役割がしっかりしていれば集中力も持続します。

皆さんの周りのグループがどうなっているのか一度観察してみてください。

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