「雰囲気」と「流れ」

盛り上がる練習とそうでない練習があると思います。
今の時期、どこのチームも基礎を見直している地味な練習をしていると思います。
そうなると黙々と取り組むことが多くなるではないでしょうか?

多くのチームは練習の前半に基礎練習も持って来て、
徐々にチーム練習に入っていくと思います。(日本風の練習)
なので、後半練習も盛り上がって来ます。

しかし、今の時期基礎練習が多いので、
後半の練習も盛り上がりにかけてくる分があります。
コロナ禍において、試合で喜びあうこと、応援が禁止されています。

だからこそ、練習で喜び、盛り上げるということをしていかないと
本来のスポーツを忘れてしまい、仲間との関係性が薄れてしまうのではないでしょうか?

応援などが解禁されるか分かりませんが、
自分たちで雰囲気を作り、自分たちで流れを作ることを
本来のスポーツを忘れないためにも練習からやってみてください。

「環境」と「成長」

ある保護者の方から、部活で色々あってやめようか
悩んでいる選手の相談を受けました。

学校側は部活でやることが生徒の成長させると言っていたみたいですが、
「嫌だ、辞めたい」と考えるほどの環境でスポーツをさせることが
成長につながるのか?と考えています。
この保護者の方には、「思い切って環境を変えることが大切かも」
と伝えていました。

数ヶ月が経ち、しばらくクラブチームに参加して練習をしていたそうです。
そこでスポーツの楽しさを再認識して、もう一度部活に戻ろうかと
なったそうです。

すると、その選手はみんなから
「休んでいた間に何をしてたの?うまくなったじゃん」
という評価になりこれなら続けていけるかもとなったと保護者の方から
報告を受けました。

嫌な環境で我慢することはスポーツではないと思っています。
あくまでも目標に対して頑張ること、自ら我慢を志願するのであれば
選手は大きな成長をすることができます。
しかし、周りから我慢を強いられるのは、スポーツ自体も嫌いになりかねないと
私は考えます。

部活が自由化されているにもかかわらず、何かやらないといけないと
考えている方もいると思いますが、やりたい選手が集まるのであれば、
そこにはイジメのようなことが起こる可能性が少ないと思っています。

学校は話は聞いてくれますが、学校以外のとこでとは口が裂けても
言えないと思います。

中には時間が解決するだろうという方もいるのかもしれません。
しかしこの選手や保護者は変わろうとして環境を変えたからこそ
周りの見方が変わって来たのではないでしょうか?

人を変えることは難しいです。
そして自分自身も変えることも難しいと思っています。
それでも何かを変えるという行動を起こしさせすれば
自然と変わっていき、周りの見方も変わっていきます。
環境を変えることを恐れず、成長のために
勇気を持って一歩踏み出してみてください。

「相性」と「対戦相手」

大会を前にいろんなチーム、相手と練習試合を行うことが多いと思います。
自分や自分のチームの強みなどがあるかと思いますが、
対戦相手にも同じような部分があって、そこには相性と言うもの出てきます。

ある選手に、
「あっちのチームにには対応できてる感じがするのに、
 なんでこっちのチームは全く対応できないの?
 両方ともそれほど実力差はないよね。」
と聞いたことがあります。

すると選手は
「なんでかわかりません。
 ひとつは考えられるのは、前にも対戦したことがあるからかなぁ。」
と首を傾げていました。

監督、コーチなどは、この部分を考え対応するために、
考え続けていると思います。
カテゴリーや、選手のレベルにもよりますが、
行っている選手自身もしっかりと振り返って考える時間を作ってあげることが
とても大切です。

そして、「相性」と考えるのではなく、
どんなプレイでやられているのか?
どんなプレイが通用するのか?
など、「相手」ではなくプレイで考えることが大事です。

新人戦がはじまりだしていますが、
考え方の参考にしてみてください。 

「中学生」と「高校生」

先日、中学生を連れて高校へ練習をしに行きました。
OBたちも何人かいて、半年前まで中学生としてして
一緒にバレーボールをしていた選手たちが、急成長して大人見えました。

私のチームは、中学で部活を終えた選手たちが集まってくるチームに
なっています。(本当は下級生も入って欲しいんですけどね 笑)
なので、毎年チームの雰囲気が違います。

基本的にやりたい選手が、集まっているので、
私の好きな雰囲気を強要することはしません。

ただ、強いチームはどんな雰囲気か?
来年参加するであろう高校の雰囲気はどうなのか?
を選手たちに来いいて、
「君たちはどんな選手になりたいの?」
と言って考えさせます。

時には遊びのような練習になる時もありますが、
中学生には次のステップの上位チームの雰囲気に早く触れて
自分たちもやってみようとなって欲しいと思っています。

「チームのため」と「自分のため」

あるチームの試合に帯同した時の話です。
顧問先生が、「〇〇中学校生の意識を持って行動してください。」
と話をしていました。

よくある話だと思います。

これって選手、生徒のためになる言葉なのかかなって考えています。
育成年代において、学校やチームよりも、人としてどうあるべきかを
意識させることが大切だと思っています。

なので、この顧問の先生の言い方を少し斜めから読み取ると
「あなたたちがしっかりしないと学校にクレームが入るからね」
とも読み取れます。(笑)

また、ある選手は
「チームのためにこんなにやってるのに」が口癖になっています。
実際にやってはいますが、そこは自己満足のレベルであって、
周りの人巻き込んでの行動ではないので、
周りはどちらかと言えば冷ややかでみていることが多いです。

「何かやろう」って思う時、
すべて自分のため、自分が楽しいからが一番最初にあると思っています。

しかし、人のためが一番になってくると、最初のうちはいいのですが、
徐々に苦しくなってくることがあります。

自分のためが気がついたら人のためになっていた。
これが理想ではないでしょうか?

顧問の先生の話に戻りますが、
そもそも人としての指導がなされていれば
〇〇中学校生の意識なんてもはいらないと思います。
みなさんはどう考えますか?

「自慢」と「話したい」

ある選手に、どんな時に試合の話をしたいですか?
と質問した時の話です。

選手:「えっ、自分から試合の話したことない。」
私 :「お父さんとか熱心だけど話しないの?」
選手:「試合が終わるとお父さんから質問攻めになるから自分から話はしない」
私 :「じゃ~、学校で友達と話をする時とかはどう?」
選手:「自分のやってる競技をしてる子いないから、
    ちょっと自慢げに話をすることがあるかも」
私 :「その時の友だちや、自分ってどう?」
選手:「友だちはすごいねっていってくれて、自分は嬉しくなる」

と話をしてくれました。

保護者と選手の会話って難しいと思います。
選手のタイミングで話をすることが、一番振り返りができていると考えてます。
いろんなサポートをして応援をしている保護者は、成長を考えて、質問を
して行くことが多ではないでしょうか?
話を聞くために質問をしていくことは大変大事です。
しかし、そこで保護者の意見が入ってくると、だんだん話をするのが嫌になることも。

選手が試合の振り返りをする時にできれば、保護者の方は聞き役に徹してください。
たとえ負けた試合だとしても、良かったところを探してみたり、
どうしたらできたか?そのためにこれから何をするのか?
など、未来への行動を促せる質問をお勧めします。

選手のタイミングで自慢を聞いてあげて、
そこから次の行動を一緒に探してあげてください。
きっと話したいという気持ちが、
練習したい、やりたいという気持ちなると思います。

「1人」と「みんな」

新人戦の結果がちらほら入ってきました。
その中で陸上の中距離の選手が、入賞して県大会に出れると報告がありました。

レースの組みの中で、1位で全体で8位だったそうです。
そこで、レース展開について聞いてみました。

最初は、誰かについていて、最後の直線で抜こうと思っていました。
でも、最後のカーブに入る時に行けると思ったから、
予定より早くスパートをかけました。
目標のタイム設定が少し難しいと思っていたけど、目標タイムよりも1秒速かった。
前に1人で走った時のタイムからの目標タイムだったんだけど、
みんなと走ると楽しいし、タイムも速く走れるんだと思いました。
と、感想を教えてくれました。

練習では、競うのは常に時計のタイム。
力はついてきているだろうけど、人との競い合いがないと、
人と争っている感じがしていなかったのだろうと思いました。

スポーツは人と競い合って楽しむものだと思います。
コロナの影響や、AIなどの発達で、もしかしたら、
人と対峙することがなくなるかもしれません。

けれど、
この選手の言葉通り、「みんなと走るのが楽しい、タイムも良くなる」
これが、すごく大事ではないでしょうか?

チームスポーツがメインではありますが、個人種目の選手から
人と人とのつながりの大切さを学ばせていただきました。

「言葉」と「行動」

あるチームのミーティングの相談を受けました。
話を聞きながら、こんな質問はどうですか?
この部分の質問では、選手たちのこんな部分が分かりますよ。
など、アドバイスをさせていただきました。

後日、監督さんから、ミーティングの様子を報告してくださいました。
その中で選手たちの答えで、「サポートします」という言葉があり、
大変気になりました。

監督さんの考えたことは細かく書いてありましたが、

選手の言葉から行動に移すことができない原因がここにあることに
気づいていないと感じました。

例えば
選手が「これから〇〇として仲間のサポートを頑張ります。」

と言うと
監督は「協力して頑張ろう」
で会話が成立します。そしてお互いが満足できる答えになると思います。

しかし「サポート」と言う言葉の中にはいろんな行動があり、
そこが明確になっていなければ、行動に移っていくことができません。

多くの人が、このように言葉で行動をごまして、その場を収めてしまい
実際に、その場面が来た時にスムーズに行動を移すことができなくなっています。

監督さんは自分自身の経験から、自分の思いややるべきことを細かく書き出して
いました。
しかし、選手の話になると、選手からでた言葉で安心してしまい、
ごまかされたのだと思います。

私なら「で、どんなサポートができるの?」

と、もう一歩突っ込んで行動の話が出てくるまで話をします。

そんな話ことを送り返すと、
監督は、
「だから同じことを繰り返しミスをしたり、
気遣いができなかったりしているんですね。」
と返信いただきました。

行動をごまかすための言葉はたくさんあります。
ぜひみなさんも、言葉と行動について考えてみてください。

「やりきる」と「あきらめる」

指導者とはどうあるべきか?
各カテゴリーの選手にはどう伝えていくことが選手のためになるのか?
そんなことを考えてYouTube見ていました。

そんな中で「人間力」というキーワードが出てきました。
技術の向上だけなく、人としてどう成長させるか?が学生スポーツの
トップの指導者は考えているようでした。

感謝の気持ちを持ち続けることは大変です。
そこで、やらないという選択肢をとる選手がでてくるそうです。
その場面で指導者がどう選手と向き合い、やりきらせていくかが
ポイントになっていくそうです。

面倒な部分はスポーツとは関係ないと決めつけてやらない。

しかしその面倒な部分をどれだけやりきるか、が上達につながり
よりよい選手になっていくそうです。

みなさんの周りの選手は、やりきっていますか?

「できること」と「できないこと」

あるチームの試合に帯同したときの話です。
試合結果はよかったものの、明日選手から
「今日はなんか気持ちよくプレイできなかった」
言っていました。

スタッフの間では、新チームになってポジションも変わっているので
前チームからのレギュラーであっても、
うまくいかないことがあるだろうと想定していました。

あるスタッフは
「この試合は、まだ練習できていない部分がたくさんあるから
やったことをしっかりやってくれればいい。」
と伝えていました。

そこには技術的な確認がありましたが、
連携やコミュニケーション的な部分の話がなされていませんでした。

気持ちよくできなかったのは、選手間のコミュニケーション不足。
これは明確でした。

しかし、新チームで技術的な部分ばかりに目がいってしまったのかと思います。
もし、その部分を最初に指摘があればまた違ったかもしれません。

意思疎通はプロでも時間が必要であり、私生活からも気にかけている選手が多いです。

新チームの変わる時期、前年のチームのイメージが強いかもしれませんが、
今「できること」「できないこと」を明確に選手に伝えてみてください。

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