「1人」と「みんな」

新人戦の結果がちらほら入ってきました。
その中で陸上の中距離の選手が、入賞して県大会に出れると報告がありました。

レースの組みの中で、1位で全体で8位だったそうです。
そこで、レース展開について聞いてみました。

最初は、誰かについていて、最後の直線で抜こうと思っていました。
でも、最後のカーブに入る時に行けると思ったから、
予定より早くスパートをかけました。
目標のタイム設定が少し難しいと思っていたけど、目標タイムよりも1秒速かった。
前に1人で走った時のタイムからの目標タイムだったんだけど、
みんなと走ると楽しいし、タイムも速く走れるんだと思いました。
と、感想を教えてくれました。

練習では、競うのは常に時計のタイム。
力はついてきているだろうけど、人との競い合いがないと、
人と争っている感じがしていなかったのだろうと思いました。

スポーツは人と競い合って楽しむものだと思います。
コロナの影響や、AIなどの発達で、もしかしたら、
人と対峙することがなくなるかもしれません。

けれど、
この選手の言葉通り、「みんなと走るのが楽しい、タイムも良くなる」
これが、すごく大事ではないでしょうか?

チームスポーツがメインではありますが、個人種目の選手から
人と人とのつながりの大切さを学ばせていただきました。

「言葉」と「行動」

あるチームのミーティングの相談を受けました。
話を聞きながら、こんな質問はどうですか?
この部分の質問では、選手たちのこんな部分が分かりますよ。
など、アドバイスをさせていただきました。

後日、監督さんから、ミーティングの様子を報告してくださいました。
その中で選手たちの答えで、「サポートします」という言葉があり、
大変気になりました。

監督さんの考えたことは細かく書いてありましたが、

選手の言葉から行動に移すことができない原因がここにあることに
気づいていないと感じました。

例えば
選手が「これから〇〇として仲間のサポートを頑張ります。」

と言うと
監督は「協力して頑張ろう」
で会話が成立します。そしてお互いが満足できる答えになると思います。

しかし「サポート」と言う言葉の中にはいろんな行動があり、
そこが明確になっていなければ、行動に移っていくことができません。

多くの人が、このように言葉で行動をごまして、その場を収めてしまい
実際に、その場面が来た時にスムーズに行動を移すことができなくなっています。

監督さんは自分自身の経験から、自分の思いややるべきことを細かく書き出して
いました。
しかし、選手の話になると、選手からでた言葉で安心してしまい、
ごまかされたのだと思います。

私なら「で、どんなサポートができるの?」

と、もう一歩突っ込んで行動の話が出てくるまで話をします。

そんな話ことを送り返すと、
監督は、
「だから同じことを繰り返しミスをしたり、
気遣いができなかったりしているんですね。」
と返信いただきました。

行動をごまかすための言葉はたくさんあります。
ぜひみなさんも、言葉と行動について考えてみてください。

「やりきる」と「あきらめる」

指導者とはどうあるべきか?
各カテゴリーの選手にはどう伝えていくことが選手のためになるのか?
そんなことを考えてYouTube見ていました。

そんな中で「人間力」というキーワードが出てきました。
技術の向上だけなく、人としてどう成長させるか?が学生スポーツの
トップの指導者は考えているようでした。

感謝の気持ちを持ち続けることは大変です。
そこで、やらないという選択肢をとる選手がでてくるそうです。
その場面で指導者がどう選手と向き合い、やりきらせていくかが
ポイントになっていくそうです。

面倒な部分はスポーツとは関係ないと決めつけてやらない。

しかしその面倒な部分をどれだけやりきるか、が上達につながり
よりよい選手になっていくそうです。

みなさんの周りの選手は、やりきっていますか?

「できること」と「できないこと」

あるチームの試合に帯同したときの話です。
試合結果はよかったものの、明日選手から
「今日はなんか気持ちよくプレイできなかった」
言っていました。

スタッフの間では、新チームになってポジションも変わっているので
前チームからのレギュラーであっても、
うまくいかないことがあるだろうと想定していました。

あるスタッフは
「この試合は、まだ練習できていない部分がたくさんあるから
やったことをしっかりやってくれればいい。」
と伝えていました。

そこには技術的な確認がありましたが、
連携やコミュニケーション的な部分の話がなされていませんでした。

気持ちよくできなかったのは、選手間のコミュニケーション不足。
これは明確でした。

しかし、新チームで技術的な部分ばかりに目がいってしまったのかと思います。
もし、その部分を最初に指摘があればまた違ったかもしれません。

意思疎通はプロでも時間が必要であり、私生活からも気にかけている選手が多いです。

新チームの変わる時期、前年のチームのイメージが強いかもしれませんが、
今「できること」「できないこと」を明確に選手に伝えてみてください。

「間」と「思考」

先日、メンタルトレーニングにきた選手が、
この前の試合で相手が、わざと靴紐を縛りなおしたりしてスムーズに
試合ができなくて悔しかったといっていました。

「間」の取り方は相手があるスポーツではとても大事なります。

自分が不利になっている場面で「間」をとるということがあると思います。
また、流れがきていると言う時は、どんどんプレイしたいと思いことがあります。

これを逆でやられた場合
とてもいやな「間」時間となります。

この間は審判が注意しないかぎり、変えることはできません。
でも、この「間」をうまく使えば、自分のためにもなります。

一呼吸おいて、もう一度考える時間と捉えたら
流れがいいときここそ、考えることが必要なのかもしれません。
そのためのチャンスを相手がわざわざあたえてくれている。
そう考えれば、相手の「間」でイライラすることはなくなるのではないでしょうか?

みなさんも「間」で何をするのかどうしたらいいのか?
良い流れなの時にこそ考えてみてください。

「指導」と「気づき」

いろんなところで指導させていただいています。
その中で指導者の指導や、指導はしないけどスタッフへの研修。
または、システム作りのための研修などもさせていただいています。

そこで感じていることは、いろんなところで「指導する」ということを
学ばせてもらったへの感謝です。
時々自分に合わないなって思う教え方もありました。
それも一旦受け止めて、自分なりの指導法に変えてみたり、
それをしたことで、怒られたりということがありましたが、
そんな否定された経験ですら、プラスになっていると感じています。

今いくつか現場で指導者の指導をしていると、
自分のやりたいこと、伝えたいことをまずやろうとしている人たちがいます。
これは数年前に私が違うと感じた指導そのものです。

細かくみていくと、
自分が指導者だから、教えなければという思い込み
選手の方を見ずに、形だけを教えていてる

そんな状態なので、根本的な部分の解決にはなりません。

それどころか型だけを回数さえこなせばできる。
という考え方が指導者の人に伝わっていたので、やらない奴が悪になっていました。

別で個人練習で回数をこなせばできるのであれば、指導者はいらないですよね。

今対応している指導者は、自分が指導者でいなければいけないと考えて
頑張ってはいるのですが、それをすることで自分の立場がなくなっていくこと
に気づいていません。

仕事と考えると指導しなくても自分たちでその場が回せるなら
その方がいいのかもしれません。
そうすると、私たち指導者はいらなくなります。
そこで自分たちの価値を考えるのであれば、
選手たちにどんな気づきを与えて、成長を促すかになるのではないでしょうか?

これを読んでいる方は指導者や保護者の方になると思いますが、
みなさんは、身近な人にどんな指導をしていますか?

「練習」と「練習ゲーム」

保護者の方にお願いされて、あるチームの練習を見学してきました。
指導しているのは、熱血漢のある若い先生でした。
先生が頑張っているのはわかるんですが、
選手はどこかさめている感じでした。

練習が進んでいき、最後にゲーム形式の練習が行われたのですが、
そこに選手たちがさめている原因がありました。

それは、練習でやってきたことにはそれほど触れずに
ゲームで大事にしなければいけないことを語っている先生の姿ありました。

確かにゲーム形式の練習では、
練習と違う大事なことを伝えなければいけません。

しかし、そこばかりしてると練習の意味がなくなってしまいます。
選手たちはそこに気づいていたんですよね。

やってきたことをしっかりと振り返るためのゲーム形式だと思います。
そこで、練習のことに触れず、ゲームのことばかり伝えていたら
選手はなんのための練習なんだろうと冷めるのは当たり前ですよね。

そんなことを保護者に伝えて帰ろうと思っていたら
保護者の方に先生を紹介されました。

先生に聞くと「ゲームが始まると、ついそっちに入っちゃうんですよね」
と言っていましたが、
「それは先生が楽しんでるだけで、選手の成長を考えていませんよ」
とお伝えして帰りました。

その後、保護者の方から、
「先生が少し変わった感じがする。と子どもが言っていました。」
と連絡がありました。

みなさんの周りの指導者はどうですか?

「信頼」と「行動」

あるチームの問題解決に取り組んでいます。
チームでのワークをする時には、選手たちの答えをオープンにしています。

チームが割れていて、ワークの時の選手の動きに注目していました。

不仲ではありますが、試合になるとお互いをしっかりと認め合い
チームとして成り立っていました。
でも普段は交わらない感じの選手たちです。

仮にこのチームをAグループとBグループの2つのグループにとします。
Aグループは周りのことを気にせずに、突き進んむタイプ
Bグループは周りを気にするがあまりに、自分を守るために仲間に攻撃的になっています。

ワークの時の行動はAグループのリーダー格はさらっと他の人の答えを眺めていました。
BグループのメンバーはAグループのリーダーの答えを隅々まで見ていました。

この行動や、試合の様子などからBグループはAグループに憧れがあるのでは感じました。

一番気になった点は、Aグループがあまり周りを気にしていなかったことです。

チームを割っている原因がBグループだと思っていましたが、
これらの行動から見ると、Aグループの少しの気遣いができれば、
このチームは大きく変わってくると思います。
Bグループの攻撃的になる部分も改善が必要ですがけど。

そこでどんなことをしたのか?
ポジションをシャッフルして、攻撃や守備の陣形などを
自分たちで考えさせました。
今まで試合中に仲が良い選手同士でしか話をしていませんでしたが
積極的に話し合いがなされるようになりました。

普段の行動はまだまだ別れていますが、これから大きく変化していくのかと
思ってみています。

「人」か「大会」

個人種目の選手のメンタルトレーニングを何人か行っています。
その中で、目標を聞くと、
「〇〇さんに勝つこと」「隣のレーンの人に勝つこと」
など、公式戦(大会)での順位よりも
自分がギリギリで勝てる人を目標にしていることが多い様です。

団体競技だと、どうしても大会の結果にフォーカスしてしまいがちですが、
目の前の身近なライバルと競い合えるのは成長に大きく影響すると考えます。

ある選手に、「もしドローの関係で目標としている選手と早く当たってしまったら?」と聞くと、
「勝てば、よしになっちゃうかな。 多分嬉しくて、頭が真っ白になって次戦えないかも。」
と言っていました。
いろいろ深掘りをしていくと、
自分よりレベルが高いと思う選手との対戦は競技に集中できるけど、
自分と同じぐらい、もしくは下と思うと、「もし負けたら」と言う
気持ちが邪念になり集中ができなくなるそうです。

個人種目は事前にランキングがはっきりと出るので、いろいろ考えるそうです。

目標設定では、どこにこだわりを持って、立てるのかが重要です。
そして、目標なので、その先にあるゴールをどうするのかをしっかりと
考えてみてください。
やり切って終われることは素晴らしいことですが、
その先にはまだまだ人生やスポーツをすることは続くと思います。
みなさんはどうでしょうか?

「時間」と「やらなければいけないこと」

時間は無限ではありません。
そんな中である程度区切りをつけたり、次回に回したりしながら
練習や仕事をこなしていくことが必要です。

まぁ、当たり前のことですよね。

小学生ぐらいまでは、行動を起こす上で、
大人が待つということはとても大切です。
しかし中学生ぐらいになると、時間を気にしながら成果を
出さなければいけなくなります。

そこで、大人が待つべきなのか、どう導いていくのかの判断が重要になります。

その中で重要なことは何なのか?
順位決めが必要になってきます。

時間が押してくると集中力が高まり、勉強や仕事が捗ることがあります。
でも、余裕を持って行っていたらどうでしょうか?
もっと多くのことができると思います。

と言う私もギリギリまでやれない人ですけど(笑)

なので、やるべきことの順位づけをする様に心がけています。
ある程度順番が決まっていれば、そこから進めていくことができます。
順位が遅いものを気になることがありますが、しっかり決めていれば
優先順位が高いものに戻ることができます。

みなさんは、どんな感じ、どんなことを考えながら
物事を進めていますか?

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