「自分で」と「相手を」

土曜日に、中学生のクラブチームの大会に行ってきました。

女子チームは最後の練習で、格上との練習試合。
途中、失敗を笑ってごまかすような場面を見ました。
前々回の練習では「笑う」「楽しい」ということの
変わったと感じた練習ができていたので、
少し残念に思ってみていました。


その時女子の監督さんが「相手チームは学年も上だからね」(嘘)
と選手たちへ言葉がかけられました。
すると、プレッシャーがなくなったのか、動きが良くなり、
決まらないながらもラリーが続くようになりました。


男子チームは大会で、
得失点差や相手の言葉に翻弄された1日でした。
常に相手を意識して自分たちで
プレッシャーをかけてそしてミスが。


最終的に私が選手に言った言葉は
「もう相手のことを考えるのはやめよう。
 今、できることを丁寧にやって、もっと楽しもう!」でした。
この言葉で選手たちがどう感じたのかはわかりません。

勝負ごとにおいて必ず相手があり、順位がつきます。
しかし、そこにばかり意識するあまりに自分で
プレッシャーをかけて、動きが悪くなる場面を多くみます。

そんな時にどんな言葉が選手にいい影響を与えることができるのか?
大会が近くになるにつれてそんなことばかり考えて
終わると、あのタイミングでよかったのかあの言葉でよかったのか
反省ばかりしています。

みなさんはどんな声かけをしていますか?

「自由」と「発想」

ある指導者と話をしたときに、
「怒るとシュンとしちゃって、プレイに影響するんだよね」
という会話がありました。
私は
「影響することをなんで言うのだろうか?」
と思いながら、指導者としての立場でもありますので、
この部分の難しさはわかっているつもりです。

言わなければいけないことはしっかりと言わないとけない。
これは指導者の立場。

選手はどうなのか?
「そんなのわかってる」「で、どうしたらいいのかを教えてくれ」「面倒臭いな」「うるさいな」「やるのは俺たちだ」
いろんなことを考えると思います。

しかし、一番は表現の仕方がわからないのではないでしょうか?

ある保護者と選手と話をしていた時保護者は「空気が読めない」といい選手は「それはわかってるんだけど、どうしていいのかわからない」
と話をしていました。

結局、選手たちが選手の表現をしていることが
抑えられていて、どうしていいのかがわからない
と言うところに問題があるのではないかと思います。

自由に練習や試合をさせて見て、
それに対してのフィードバックをしてみは?
(いいことのみ)
そうすることで、選手たちが気付き考えてくれると思います。
するとプレイスタイルが変わってるし、
それらの問題を解決することができると思います。

「調子」と「自信」

ある選手のメンタルトレーニングでは、
「最近うまくいっていることは何ですか?」
と言うしつもんから毎回スタートしています。

今回は、プレイ面の話が出てきました。
「最近、〇〇が調子がいいので、そこが上手くいっています。」
と言う話でした。
そこから、
なんで調子がいいのか?変えてことは何か?
など深掘りをしていきます。

すると、
「今、このプレイは自信を持ってすることができます。」
と教えてくれました。

そこで、「自信」ってどうして思ったのかを聞いてみました。

この選手は、
「今までのプレイよりも精度も上がったことが分かったから」
と答えてくれました。

多くの選手は結果に目を向けすぎてしまい
自分のしてきていることに自信が持てない選手が多いです。
でも、相手とか結果とかではなく、
やってきた過程を大事にすることが、
「自信」につながると思っています。

みなさんの周りの選手は自信を持ってから大会を迎えていますか?

「見ること」と「やること」

週末いろんなチームの下級生の行動がすごくきなりました。
「勝ちたい」「うまくなりたい」
と言うものの、行動は憧れの先輩たちをみているだけ。

先輩たちはすごいな!あんな風になりたいな!
と思っているかもしれませんが、思っているだけでは
結果はついて来ません。

この先輩たちは、昨年苦しく、キツイ練習をしてきたからこそ
身になりハイレベルのことを楽しそうにやることができるのです。

私自身も、「昔その場の雰囲気を知ればうまくなる」
そんな風に思っていた時がありました。

しかし、いくら環境が整っていても、やるのは選手自身。
自ら動かなければうまくなることはありません。

あと1ヶ月で学年が上がり、後輩ができます。
見本となるように1ヶ月どう取り組まなければいけないのか
考えてみてください。

「がんばる」と「目標」

小中学生のメンタルトレーニングの時の話です。
「練習はがんばってます!」
と言い切る選手たち。

「目標は?」と聞けば
「全国大会出場!」「〇〇大会上位に入ること!」
スポーツをしている選手ではごく当たり前の目標設定のような
会話だと思います。

ここで、
「その目標は今の練習で達成できること?」と聞くと
選手たちは首をかしげながら「わからない」と答えます。

「君たちは目標を達成するためにがんばってるんだよね?
練習をがんばってるって言っているよね。
目標のために練習をしていいて、練習をがんばっているのに
なんで目標達成できないと思うの?」
と聞くと沈黙していまいます。

実は、選手は目標のためにがんばっているのではなく、
監督やスタッフ、保護者のためにがんばっていて
目標はいつの間にか言っているだけになっているのです。

多くの選手を見てきて、目標を達成できない選手は、
本気で目標を達成しようとしていない事が多いです。
そして、目標がすり替わってスポーツを行なっています。
だから、目標が達成できないのだと思います。

今一度本気で目標達成に向けて行動しているかどうか
考えてみてください。

「成長」と「悔しさ」

週末、3チームの練習に参加してきました。
私が関わっているチームでは「スポーツをどう楽しむか?」を考えて
自分たちで楽しむ姿勢を表現することをやってもらっています。

当然ですが、チームのレベルが違いますので、「楽しむ」の捉え方が違います。

Aのチームは、自分たちで厳しい技術の要求し、それを完成させる楽しさや選手同士でも勝負を楽しんだり悔しがったりします。
Bのチームは、常に楽しむために決まった時は喜び、失敗した時も集まって声を掛け合って確認します。
Cのチームは、決まった時は喜びますが、失敗した時は笑っていることが多かったです。

少し前ですが、ある指導者に感情を出すようになるにはどうしたらいいか?と会話したことがあります。
その時その指導者は「成長曲線って知ってるよね(上記のグラフ)あのグラフにはないけど、身体の成長に応じて悔しがって上手くなりたいって感情ができてくるんだよ。こちらから感情を押し付けると燃え尽き症候群のようになってスポーツを長くやろうとしなくなると思っています。」と話してくれました。

この3チームは全部中学生ですが、失敗しても笑っている選手は1年生が多く、身体的にも成長はまだまだ発展途中の感じがします。同じ一年生でも、身体的に成長の早い選手は、悔しがるという感情も見られることもあります。

学校では学年で区切られることが多いと思います。
それでも身体の成長は人それぞれ。
その人その人にあった目標設定や感情を見て
アドバイスすることがが必要だと思っています。

「失敗」と「振り返り」

あるチーム(写真とは別チームです)のメンタルトレーニング
「チームの雰囲気が悪くなると立ち直れません」
という課題を何人かの選手が言っていました。

その後の週末に練習試合があったので帯同した時の話です。

雰囲気が悪くなる時は失敗が続きで連続失点した時にです。
観察をしていると、「切り替えて」という声は聞こえてきますが、
誰も失敗した選手を向くわけでも、近寄ることもしていません。

そのうち相手が失敗してくれて流れが変わりましたが、
連続失点で開いた点は縮めることができずにセットを落としました。

選手に「雰囲気がわることが問題と考えているのに、 変えようと何か行動をしなければ、 何も変わらないよね? 何か行動をしよう。」
すると選手たちは、失点をした時に集まって、リーダーを中心に声を合わせることを始めました。
そのおかげか、自分たちで流れを切ることができてきました。
その中で「改善案を共有しよう」という話になったらしく
掛け声と、改善案の共有が失敗した時の行動ができました。

最後の試合では、前半リードされていましたが、
これらの行動から終盤に逆転して、セットを取ることができました。
この雰囲気の作り方を忘れずに、次の練習でも繋げてほしいと思っています。

「違う」と「受け止める」

私が運営しているクラブチームはいろんな学校から選手が集まってきます。
先日、仲間のメンタルトレーナーさんが来てくれて、
選手たちをみていると、ある選手が「そこ違うからこっちに入って!」
と言葉がありました。

男子チームは私の思いと選手たちの思いのすり合わせが出来上がりつつあると思うので、
「それはどう?」「ここのポイントはどっち?」
なのどの声かけで選手同士で話し合いがなされるようになってきています。

しかし、女子チームはまだまだすり合わせができていない現状があります。
学校で習った形が正しいとなってしまうことが多くあり、
わからない、できないことを「違う」と言ってしまうことも。

トレーナーさんから、「あの場面で〇〇選手が違うって言っていたけど、
▲▲選手はどこが違っていたの?」と。

学校が違うからバレーボールの教わり方が違います。
そして、ポジションや役割が違います。
それを、自分の中だけの感覚で「違う」ということに
トレーナーさんには違和感があったようです。

私たちは「受け止める」ということを
講座のルールとしています。
受け止めて一歩と待って考えることで成長につながります。
しかし、違うと否定から入ると新しい考え方を取り入れるチャンスを
失うことになります。

みなさんの周りではどうでしょうか?
自ら成長するチャンスを潰さないように捉えてみてください。

「気持ち」と「切り替え」

良く「切り替えて!」と試合中、失敗した選手に声がかかります。
気持ちの切り替えはスポーツ選手に限らず、
どんな人でも難しいものだと思っています。

保護者からの質問で、
「失敗したことをなしにして考えた方がいいですか?」
失敗したことは変えられません。

なので失敗を受け止めて、改善策を考えることが必要だと思っています。
そしてそれがいつもはできていることであれば、
ルーチンの見直しが必要なのかもしれません。

またある選手が
「前までうまくできなかった切り替えが最近うまくできています。」
と言っていたので、
「気持ちってそんなにすぐに換えられる?」
と意地悪な質問を。
すると、
「やること決めたらなんとなくできるようになりました。」
と教えてくれました。

気持ちの大きな部分は不安という感覚です。
しかし、やることを決めておけば、行動に対して不安がなくなります。
切り替えているかどうかは定かではないと思います。
悪いことよりも次のワクワクのための行動をすることで
忘れていくことができるのかもしれません。
みなさんも切り替えや気持ちについて考えてみてください。

「人(フォーメーション)」と「場所」

日曜日にサッカー少年団にバレーボールの指導をしてきました。
みなさんは多分「なんでサッカーでバレー?」って思うでしょう。(笑)

この少年団は総合スポーツクラブ=いろんなスポーツを経験する場所
と言う考え方を持っていて今回の依頼となりました。

その中で、選手たちの声で「フォーメーションどうする?1−3?2−2?」
そんな声が聞こえてきました。
バレーチームでもランダムにチーム編成をして試合をやる時、「誰がどこに入るの?」
とフォーメーションを考える選手が出てきます。

彼らの中に「スポーツする=形にこだわる」になっているのかなか?
と観察してみました。
することボールの動きよりフォーメーションにこだわり出して
ボールを拾う、繋ぐと言うバレーボールができなくなっていました。

一方、場所を意識してチームは、この辺はあなたね、この辺は私ねと
役割分担がスムーズに行っていて、早くボール来ないかなって
相手チームが揉め出しているのをみていました。

どこに楽しみを見出すかは
選手がそれぞれの価値観でいいと思います。
しかし、こだわりが強すぎると本来のことを忘れてしまうことがあります。
スポーツは常に変化変化があるもので、決めつけで動けるものではないと
思います。

臨機応変という言葉がありますが、多くの選択肢や経験をしないと
対応ができないと思います。
その経験は指導者が押し付けるのではなく自ら考えるということが
大事かと思うます。

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