「集団内で共通認識つくる」

本日の日刊スポーツ静岡版はお読みいただけましたか?

今回の連載記事は
「集団内で共通認識つくる」

紙面では、「チームワークを高める」「チームワークを深める」という同じ様な言葉から解説をさせていただいています。

みなさんもちょっと考えてみてください。

先日行ったトレーニングでの話です。

終わりのストレッチで、寝ている状態で「まえならえ」をしてもらいました。

「腕を少し下に下げて」と指示をしました。

みなさんどんな形を想像しますか?

多くの選手は手を足のほうに下げていましたが、一人の選手が手を頭のほうにあげていました。

みんな「おかしいだろう!」と笑っていました。

しかしよく考えてみてください。

寝ている状態から「まえならえ」ですからすでに一番高い位置にてがあります。
なので、手をさげるということは、頭の方でも足の方でも動かせば、「手を下げる」ということになります。

頭が上、足が下は立った時の状態のことです。
寝ている時はどちらが上というのことはあまりまりませんよね。

これも言葉の使い方になってきます。
勝手な思い込みで伝わること、伝わないことがあります。

それをわかるだろうで言ってしまうと大事なときに言葉が伝わらないことになります。

今使っている言葉は、家族、チーム、仲間との共通の言葉で同じ意味をもっているかぜひ考えてみてください。

「優しさ」と「厳しさ」

個人スポーツでいえば、
「優しさ」自分の体のケアの部分になってくるのでしょうか?
「厳しさ」は練習に対する取り組みかたになってくるのかもしれません。

全てが自己管理になってくるので、やればやっただけの成果がえられます。
過去に中学生の短距離の選手のトレーニングやメンタルをみていたことがありますが、周りをきにせずに、淡々と練習に取り組んでいたことが印象的でした。

チームスポーツではどうでしょうか?

残念ながらこの様な自立がしにくいのではないでしょうか?
それは、「優しさ」が自分に向くのではなく仲間に向きます。
すると、「厳しさ」よりも「嫌われる」と考えることが大きくなり、
結果「楽」を選択する様になります。

チームレベルによりますが、何を楽しむか?によって「厳しさ」のレベルが変わってきます。

あるチームの選手たちは、はたからみたら罰ゲーム的なことを練習後笑いながらやっていました。
それを見ている選手もニコニコしながら応援しています。
罰ゲーム的に受けている選手は肩で息をしながら「もう〜」とかなりへばっていましたが笑っていました。

そんな場面の話をもう二つぐらい下のレベルの選手にいうと、「はぁ?」「馬鹿じゃないの?」「意味わかんなくない?」と言っていました。

自分たちで「厳しさ」を「楽しさ」に向けることがぎりぎりのときに活かされるプレイであって、これが監督からやられていたのであれば、身につくまでに時間がかかるのかもしれません。

仲間に「厳しさ」で接することが成長のためには必要な「優しさ」です。

切磋琢磨という言葉があります。
琢磨は磨きあげるという意味で
切磋は学問などをねりみがくことだそうです。

ぜひ、お互いの成長のために「優しさ」とはなにか「厳しさ」とはなにか考えお互いに成長しあって、ゴールにたどり着けるように向かっていただけたらと思います。

「信頼」と「我慢」

中学のバレーボールの大会を観てきました。

最近のバレーボールはタイムを取らなくても、コートのすぐ近くまでいけて、選手にアドバイスができます。
なので、タイムを取る取らないの判断が難しいと思っています。

ある試合で、5点差がつきました。
前のセットでは5点差はワンチャンスで逆転ぐらいできるぐらい実力は拮抗している戦いでした。

セットを先取しているチームが中盤から終盤にかけてリードしています。が、対戦相手が追い上げてきています。

セオリーだと2点差ぐらいに迫られたときにタイムをとるものだと思います。
選手を信頼しているのか?新人戦だから我慢しているのか?わかりませんが、同点までタイムを取りませんでした。
流れを失ったチームは、引き戻す力なくセットを落とし、3セット目も相手が主導権を持ったまま進み敗退しました。

こういった場面はスポーツでは多くあります。
そんなときに、どんな声かけが重要なのか?

よく「リラックスして」と声をかけることがありますが、そもそもリラックスするということはどういうことななのか?リラックスする練習をしているのか?となります。

では、どんな言葉がいいのか?
「信頼しているよ!」と言えば、この場面任せてもらえたと自信が生まれます。「自分のできることは何?」と問いかければ、何をしなければいけないのかを思い出すことができます。(この部分も事前に試合での役割を確認してあることが前提ですけど)

具体的な行動も伝えることが大事なのかもしれません。

監督の意図をしっかりと示した上で我慢することも必要かもしれません。

意図を説明せずに我慢してると、「なんで指示をしてくれないんだ」となってしまいます。

難しい局面だからこそ、監督や保護者はその時の感情や流れで声をかけるのではなく、しっかりと考えて選手の力となる言葉をかけてあげてください。

「過保護が子どもの成長を阻害」

本日の日刊スポーツ静岡版はお読みいただけましたか?

今回の連載記事は
「過保護が子どもの成長を阻害」

先日、保護者の方に大会要綱とタイムスケジュールをお配りしたと時の話です。

「先生持ち物はなんですか?」と保護者の方からいわれました?
「えっ?」とびっくりしました。

今の中学生は、そこまでやらなきゃいけないの?って思いました。

そこで、保護者の方に
「最低限必要なものなんですか?」
「それ以外に必要な物は選手と話をしてみてください」
と言うと保護者の方は
「ユニフォームとシューズがあればなんとかなるかぁ」
と保護者同士で話をしていました。

多分ですが、中学の部活では、保護者の方も忘れてはいけないというプレッシャーが相当あったのではないかと思います。

最低限の物以外は言い方を変えれば忘れてもなんとかなります。

これらのことは、本当は選手に伝えて、選手が考えて行動しなればいけないと思っています。
今回は大会に向けて保護者からしつもんが多くきたので、このような形しました。

これだと選手は何も考えません。
すると忘れ物をしたとしても、罪悪感がないばかりか親に「なんで用意してくれなかったんだ」と逆ギレになります。

自分で準備をすれば、忘れ物は自分の責任です。
忘れ物をして試合に出れなければそれは苦い経験となり、次からは忘れることはしなくなるでしょう。

そう言った経験をすることで成長していきます。

保護者の方は、こういった成長の妨げにならないように見守ってあげてください。

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年内の配信は本日が最後となります。
登録、購読していただき誠にありがとうございます。
来年は6日から配信を予定しています。

みなさん良いお年をお迎えください!!

宮野

「満足感」と「達成感」

練習の中で、なかなかうまく行かない、ピリッとしないっていることがあると思います。

そんな時、選手に「今の練習で、結果での満足感はどう?」と聞くことがあります。
すると、選手たちは首をかしげて納得いかないという表情をすることがあると思います。

そこで多くの指導者は、「なんでやらないんだ!」なんて激をとばします。
こうなると、この瞬間の指導者の満足感が満たされるだけで、時間がたてば選手は同じことを繰り返します。

私たちの仲間では、ミスや失敗はチャレンジした証拠だから、どんどんチャレンジしょうと言っています。
失敗を知ることで成長ができるからです。

失敗をしながら一つでもできるようになる、できないまでも気づきがでてくると達成感が生まれてきます。

達成感が高まると、満足感が高くなることが多いです。

ここで新たにチャレンジすることを見つけると満足感は高いままを維持しますが、達成感が下がることもあります。

このバランスをうまく見極めて練習での課題提供が必要になってきます。

やるのは選手たちですが、満足度や達成感など生み出すお手伝いは指導者には必要で、これを選手にせいにしてしまうといつまでたっても自立した選手に成長していかないで、練習や試合では、こう言った部分を考えて言葉をかけてあげてください。

「 夢」と「目標」

今朝、冬休みに入った中学校の女子バッスケット部にメンタルトレーニングをしてきました。

ゴールや目標はしっかりいえましたが「夢はなにですか?」のしつもんには何も答えることができませんした。

そこでしつもんをかえて
「どんな選手になりたいですか?」と聴きました。

すると、「〇〇先輩みたいになりたい!」言っている選手がいました。
それだけだと、あれもやりたいこれもやりたいとなってしまうので、「その先輩のどんなプレイをまねしたいの?」と聞くと、「先輩の〇〇なプレイが好きだから〇〇のようなプレイがしたい」と教えてくれました。

人はあこがれを持つこと、それが夢になります。

そして、その夢に向かって行動することが目標をクリアしていき、ゴールにたどりつくことができます。

中学生、高校生のスポーツをしている多くの選手が目標は?と聞けば「〇〇大会優勝」と答えます。

実際にはそこから行動をしていないからです。

なので彼女たちには、「どうしたらそのプレイができるようになるの?」と聴きました。

すると具体的なことがでてきます。

夢から目標、そしてゴールへ向かうためには明確化と具体的な行動を考えないければ、夢で終わってしまいます。

彼女たちの目標は現時点では夢でしかないと思います。しかし今まで考えてこなかった部分をしっかりと考えていけば、きっとクリアできる目標に変わってくると思います。

みなさんも、夢にたどり着くためにどんな目標をたてて、何をしていくかを明確にしてみてください。

「回避」と「逃避」

しつもんメンタルトレーニングのワークで「壁を越えよう」というワークがあります。

目標をクリアしていくにあたって、簡単にクリアでき一歩一歩ステップアップしていくことが大事です。

しかしクリアするにあたってなかなかクリアできない課題があると思います。

この「壁を越えよう」のワークをやると、どんな課題があるのかを知ることができます。
さらに、この課題(壁)をどうクリアするかも同時に考えることができます。

このとき、解説するとき私は、壁を乗り越えるだけではなく、横から回り込んでもいいし、潜ってもいいんじゃないといろんな方向を考えるように伝えます。

ある人が、「成長するために、逃げの逃避はしていけないが、成功するための回り道を使う回避が大事なこと」と言っていました。

いろんな方法を考えることややってみるということはとても大事です。

自分にどんな課題がありどうクリアしていくかを見つめ直し考えてみてください。

養成講座開催予定!!

しつもんメンタルトレーニングのインストラクター養成講座が1日で受講できることになりました!(ビデオ学習後、受講となります。)

子どもの力なりたい!

大人は必ずそう思っていると。

時としてそれが子どもたちにプレッシャーに感じていることも

自分の状態で、子どもたちに変な質問をしてしまうことも

応援しているつもりなのになぜか怒ってしまうことも

全ては子どものためにと思っている行動です。

子どもためにやっているんだからOKです。
と言うわけには、今のご時世行きません。

ぜひ、このしつもんメンタルトレーニングを学び、子どもたちのとの関係性や応援の仕方、背中の押し方を学んでください!

あなたが学べば、子どもたちに笑顔が、そしてそれをみている周りの大人も笑顔になっていくと思います。

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「変えれる」と「変えれない」

私がやっているバレーボールチームは、仲間のメンタルトレーナーさんに入ってもらっています。

バレーボールをしている時は、視野が狭くなるのでメンタルトレーナーさんをお願いしています。

先日の練習にメンタルトレーナーさんがきたときの話です。
選手たちにしつもんをしながら模造紙にいろんなことを書き込んでいます。

しかし選手たちが手を止めて書き出せない場面がありました。

皆さんならどうしますか?

私は、いろんな例をあげて、「しつもん」の内容をイメージさせていきます。

しかし、このメンタルトレーナーさんは、あっさり「しつもん」を変えてしまった。

そして選手たちのみている方向を変えてあげて、答えを引き出していました。

出して欲しい答えが出てきたのをみて、自分だったらと考えました。

変えられるはずの物が、勝手な思い込みで変えられない。
これは自分のためなのか選手のためなのか。

考えさせる瞬間でした。

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