「否定」と「同意」


大人のお客さんの話です。
初めてお会いしたときに「〇〇がだめなです」

最初は自分のできないことを伝えてくれているのだと思いました。話をしていると常に否定的な話をしていました。

先日公民館で講座をしている時、隣の部屋では音楽のサークルが行われていました。

その方は「私が敏感ですごく気になります。普段はやっていませんよね。」と言っていました。
他の参加者が気を使い、「こちらに変えますか?」と気を使っています。

その方に聞こえていたのか聞こえていないのか分かりませんが反応してませんでした。
本当に音が気になるなら皆さんはどんな行動をとるでしょうか?

またある時は、近くのお店の話をしてくれました。話を聞いていると少しお金が高いとか、料理は普通とか言っていました。
皆さん、もしこの様な方とお会いしたらどのような対応をとりますか?
この方は周りから同意を得るために否定的な言葉を使います。それをわからない人たちはわからない人たちが気を使いサポートしてくれます。しかし、それがわかるとあの人また悪口を言っているとなり協力は得られなくなるでしょう。

このことを考えて、選手や子どもに置き換えてみてください。「まだやってないの?」は、否定ではないかもしれませんが、その言葉を受け取っている選手、子どもはどう思うでしょうか?
否定を繰り返していくと、同意が得られなくなります。
あなたが繰り返し使っている言葉はどんな言葉があるか考えてみてください。

「真剣」と「夢中」

あるチームが練習試合をしていたとき、
相手が格下とわかると、へらへらしながら普段やらないプレイをしていました。

その時、指導者が「いろんなプレイをすることはいい、でもそれは真剣にやっているの?それとも勝てると思ってあそんでるの?」と尋ねていました。

余裕がなければいろんなプレイに挑戦はできません。そして試合で挑戦していくと、次第に身についていきます。

「相手へのリスペクトをしているからこそ、プレッシャーが生まれ、その場面で挑戦するからこそ、そのプレイは失敗しても成功しても価値がある」と指導者は言っていました。

中学生ぐらいまでは、いろんなことに「夢中」なることが大事だと思います。
*夢中・・・それに心を奪われ、ほかの事を考えない状態になること。
これは試合に限らず練習でも当てはまります。残念ながら常に「夢中」状態というのは難しいですが楽しいと思えることが「夢中」になっていく第一歩だとおもいます。

遊びと練習や試合の違いを「真剣」にやるかどうかになってくると思います。*真剣・・・いい加減や遊び半分でなく本気なこと。
何かの技術を高めるためには本気にならなければいけません。

遊びは「夢中」になれます。そこから高みを目指すためには「真剣」に取り組むことが必要です。

みなさんのチームは「夢中」になっていますか?
そして「真剣」になっていますか?

「判断」と「時間」

スポーツに限らず、日常生活でも常に「判断」の連続であり、その「判断」をどう選択するのか大切です。

このときに指導者や保護者は、早く成功に導きたいがために答えを教えてしまい、「判断」をさせないことがあります。
人の成長は、いろいろ経験をすることが大切です。


「判断」をするという経験を奪っていませんか?


この経験を奪ってしまうと、選択をしいられたとき、正しい「判断」ができると思いますか?小さな「判断」でも常に選手、子どもたちさせてください。


選手、子どもに「判断」を任せることは、大人からすると大変歯痒い部分でもあります。

しかし、「判断」を任せられた選手、子どもは自信を持ち、その選択に責任が生まれてきます。


そして、小さな「判断」で成功や失敗を繰り返すことは、その「判断」は正しい方を選択するようになり、考える「時間」はどんどん短縮されていきます。
判断に時間を要することもあると思います。

しかし、人には期限があり、その中で判断をしていかなければいけません。選手、子どもたちはスポーツを通じてこの「判断」を早めることをすることで、「時間」的な余裕が生まれてきます。

選手、子どもたに「判断」をさせる様に心がけてみてください。

「1」と「0」

昨日、浜松ベアーズの合同練習会を開催しました。


午前中は、バレーボールチームが3つとサッカーチーム、ミニバスチームがメンタルトレーニングに参加してくれました。

メンタルトレーナー仲間で分担して各チームごとに自分たちが成長するためにいろいろ体験をして考えて自分たちの答えを出していました。
終わった後トレーナーさんたちといろいろ話をしました。その中で、「監督、コーチを私たちは上回ってはいけないですよね?」としつもんがあったそうです。私たちの活動は、選手たちの不安を取り除き迷いなくプレイし、輝いてもらうことです。
なので、技術、戦術の担当している人たちの協力しますが、その人たちの考えを否定したり監督たちを超えるアドバイスをすることはしません。

そこで、考えたのは選手の姿勢はどうなのか?
選手と話をしていて、「監督は〇〇と言っていたました。」とはじめから私たちの話を否定する選手がいます。
気がついたことが、指導の仕方。指導の中で「1」か「0」での指導をしている方が多いのではということ。これは、ダメ、これはOKは指導としても選手としても楽です。


選手たちに自主性を持たせるためにはまず、選択肢を用意してあげることだと思います。そして次にその選択肢を増やしていきます。すると、選手たちは「これもいいんだ」「あれもいいんだ」とどちらがいいのか考える様になります。
なので「1」か「0」ではなく「10」もしくは「100」と「0」と考える様にしてあげることが大事ではないでしょうか?

そうすることによって、選手たちは自分たちで考えさらに、そこから新しい発想が生まれてきます。
そんな選手を育てるためには、多くの人と関わることだと思います。

多少選手たちは迷うかもしれませんが、その迷い考えやってみることが大きな成長につながっていきます。
選手のためにも多くの方と関わりを持たせてあげてください。

「成長」と「タイミング」

私はいくつかバレーボールスクールを担当しています。
その中で女子中学生だけのクラスがあります。
練習の最後はゲーム形式になります。

スクールなのでレギュラーというものがないので、毎回その場でAチームとBチームを決めて試合をします。即興チームなので最近練習では作戦会議の時間をとって選手同士で話し合いをしてからゲームにはいります。

この時の話し合いがゲームやる時の雰囲気や行動に大きく影響しています。いつもは、途中から学校の話や友達の話と話題がそれてしまい開始時間を気にせずに話に夢中になってしまうことが多いです。そこでスタッフ陣から注意を受けてあわててゲームに入ります。

すると、サーブは入らない、連携もできないと1セット目を捨ててしまいます。
しかし、今回は、時間になると自分たちで円陣を組んで、声かけをして「開始していいですよね?」って両チームが準備をしっかりして開始を待ってくれました。

ゲームはいつも以上に盛り上がり、ファインプレイが続出!

私たちスタッフ陣はゲームに関しては最小限のアドバイスしかしません。
いつもなら技術的なことが多いですが、今回は戦術的な部分のアドバイスがメイン。さらに動きがよくなり、お互いに攻守をいろいろ考えながらプレイがどんどんよくなっていきました。

考えないといけない部分は、入り方!
いつもの声かけは「休憩しながら作戦会議してね。〇〇分からゲームね」で終わります。今回はこれにプラスして「バレーの話だけだよ」と付け足していました。

やることがはっきりしていると、横道に逸れることが少なくなります。そんなことも影響して、良い作戦会議ができたのではないかと思います。

さらにスタートするとき、自分たちでやろう!という気持ちになるのと「はい、時間ですやるよ!早く準備して!」と言われてやるのとでは気持ちの面で大きく違ってきます。

毎回この様にできる訳ではありませんが、この場面でしっかり褒めてあげることが大事です。これをすれば褒められる。これをすることがいいことだ!と知ることで次回からも同じ様なことができるようになっていくと思います。

選手の「成長」は些細なことでも大きな変化をとげます。きっかけ何かわかりません。

でも、指導者は、この「タイミング」を逃さず、見ていることを選手に伝えることにより、より選手との絆がふかまり、もっと良い流れをうむことになると思います。

「優しさ」と「厳しさ」

個人スポーツでいえば、
「優しさ」自分の体のケアの部分になってくるのでしょうか?
「厳しさ」は練習に対する取り組みかたになってくるのかもしれません。

全てが自己管理になってくるので、やればやっただけの成果がえられます。
過去に中学生の短距離の選手のトレーニングやメンタルをみていたことがありますが、周りをきにせずに、淡々と練習に取り組んでいたことが印象的でした。

チームスポーツではどうでしょうか?

残念ながらこの様な自立がしにくいのではないでしょうか?
それは、「優しさ」が自分に向くのではなく仲間に向きます。
すると、「厳しさ」よりも「嫌われる」と考えることが大きくなり、
結果「楽」を選択する様になります。

チームレベルによりますが、何を楽しむか?によって「厳しさ」のレベルが変わってきます。

あるチームの選手たちは、はたからみたら罰ゲーム的なことを練習後笑いながらやっていました。
それを見ている選手もニコニコしながら応援しています。
罰ゲーム的に受けている選手は肩で息をしながら「もう〜」とかなりへばっていましたが笑っていました。

そんな場面の話をもう二つぐらい下のレベルの選手にいうと、「はぁ?」「馬鹿じゃないの?」「意味わかんなくない?」と言っていました。

自分たちで「厳しさ」を「楽しさ」に向けることがぎりぎりのときに活かされるプレイであって、これが監督からやられていたのであれば、身につくまでに時間がかかるのかもしれません。

仲間に「厳しさ」で接することが成長のためには必要な「優しさ」です。

切磋琢磨という言葉があります。
琢磨は磨きあげるという意味で
切磋は学問などをねりみがくことだそうです。

ぜひ、お互いの成長のために「優しさ」とはなにか「厳しさ」とはなにか考えお互いに成長しあって、ゴールにたどり着けるように向かっていただけたらと思います。

「信頼」と「我慢」

中学のバレーボールの大会を観てきました。

最近のバレーボールはタイムを取らなくても、コートのすぐ近くまでいけて、選手にアドバイスができます。
なので、タイムを取る取らないの判断が難しいと思っています。

ある試合で、5点差がつきました。
前のセットでは5点差はワンチャンスで逆転ぐらいできるぐらい実力は拮抗している戦いでした。

セットを先取しているチームが中盤から終盤にかけてリードしています。が、対戦相手が追い上げてきています。

セオリーだと2点差ぐらいに迫られたときにタイムをとるものだと思います。
選手を信頼しているのか?新人戦だから我慢しているのか?わかりませんが、同点までタイムを取りませんでした。
流れを失ったチームは、引き戻す力なくセットを落とし、3セット目も相手が主導権を持ったまま進み敗退しました。

こういった場面はスポーツでは多くあります。
そんなときに、どんな声かけが重要なのか?

よく「リラックスして」と声をかけることがありますが、そもそもリラックスするということはどういうことななのか?リラックスする練習をしているのか?となります。

では、どんな言葉がいいのか?
「信頼しているよ!」と言えば、この場面任せてもらえたと自信が生まれます。「自分のできることは何?」と問いかければ、何をしなければいけないのかを思い出すことができます。(この部分も事前に試合での役割を確認してあることが前提ですけど)

具体的な行動も伝えることが大事なのかもしれません。

監督の意図をしっかりと示した上で我慢することも必要かもしれません。

意図を説明せずに我慢してると、「なんで指示をしてくれないんだ」となってしまいます。

難しい局面だからこそ、監督や保護者はその時の感情や流れで声をかけるのではなく、しっかりと考えて選手の力となる言葉をかけてあげてください。

「終わり」と「始まり」


春高が終わりました。バレーボール関係の選手のTwitterをフォローしているので、トップ選手たちの言葉を直接かんじることがあます。

その中で、ものすごく違和感がある言葉があります。

それが「引退」という言葉

中学生も部活が終わると引退という言葉を使います。
本当にそのスポーツをやらないのであれば「引退」でもいいと思います。

しかし、上のカテゴリーでまたやるのではあれば、引退って使って欲しくないなとおもいます。

私のチームでは大会にでない選手は練習生、もしくは練習パートナーといいます。

やめるという判断は、しっかりと覚悟をもってもらいたいと思います。
何かが「終わる」ということは新しく何かが「始まり」となります。

学校では、「卒業」という言葉をつかっています。
最近はアイドルグループなど芸能界でも「卒業」という言葉つかってへのステップアップと捉えています。

これから卒業シーズンに向かっていきます。
終わりを考えることはとても大事です。

そして終わったときにどんな言葉を使うのが自分にとって一番合っているのか考えてみてください。

きっと取り組み方や結果がかわってくると思います。

フェアプレーか勝利か

本日の日刊スポーツ静岡版はお読みいただけましたか?

今回の連載記事は
「フェアプレーか勝利か」
がテーマです。

試合で、ファールが戦術的に行われるスポーツもあります。どんな選択をするのか難しいところですが考えてみましょう。

今朝の話です。
娘と嫁が部活について話をしていました。

出発前にお互いに不機嫌になって学校へ送り出すことになりました。

娘は自転車で30分ぐらいかけて学校にいくので、うまく切り替えができると思っています。

家でこの様な状態になると、彼女は泣き、物にあたり、最悪の場合は妹にあたることもあります。
なるべく一人の時間をつくってあげて自分で通常の感情にもどせるように、見守っています。

この様な時間がとても大切ですが、これが試合前だとどうか考えるとものすごく難しいとおもいます。

イライラから自分のプレイが思い通りにいかず、さらには普段使わない言葉で仲間たちに指示をするようなります。

過去に1度だけそんな姿をみたことがあります。

その時は、試合負け、泣いているのをみながら更に追い討ちをかけるように叱ったことを覚えています。

感情のからラフプレイはスポーツ選手として最悪だと思います。
しかし、そのきっかけは大人の何気ない一言がスイッチになるのかもしれません。

普段からどんな言葉が元気になるのか?不機嫌になるのか?を観察してうまく使ってあげることで選手のパフォーマンスをあげることになると思います。

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