「勝利」と「不安」


遊びから勝負に切り替わると、タイミングがあると思います。
仲間内で楽しくやって気軽に汗をながす。

そんなスポーツをやることも必要だと思います。

私は、楽しいから勝負に移っていくものだと考えていました。
でも、楽しいから勝負になり勝つことを知ると選手たちはどう考えるのでしょうか?

なぜ、そのスポーツを始めたのかによって考え方が変わると思います。

ある選手の話になります。全く勝つことを知らなかった選手が、仲間に誘われて新しいチームに入りました。

実力的には十分通用していましたが、大会に出て勝ち進むにつれて、怪我を理由にコートから出てしまいました。

そしてほっとした表情でベンチに座っていました。

勝つことを求めている選手、自分がチームでの立場がわかっている選手は、無理しても出たいといってくるでしょう。
怪我の具合をみてスタッフ、止めるのか、出させるかの判断をすると思います。
勝利を目指す選手は、苦しくても最後の瞬間のために頑張ります。

しかし、その喜びを知らない選手は、友達と仲良くプレイできればい。
気持ちいいプレイができればいいと思っているのではないでしょうか?

なので、チームが勝ち進むつれて、彼の楽しい瞬間はどんどんなくなっていったのではないかと思います。

勝っていく経験が一気に上がってしまったので、不安が生まれていたのではないかと思います。

選手がどんな気持ちでスポーツをはじめて、そして今の気持ちはどうなのか考えながら大会にのぞんでみてください。

「積み重ね」と「成功」

小学生の運動クラスは少数で行なっています。
そこで、3兄弟できている子たちがいます。

一番上は4年生、二番目は2年生、一番下が1年生です。

兄弟で参加しているので、どうしても競争心が強くなります。
常に「勝った!」「俺一番!」なんて勝手に勝負して喜んでいます。

勝つことにこだわりすぎると、内容が適当になってしまってやってほしい運動がおろそかになってしまうので、「今は勝つことじゃなくて正しくやることが大事なんだよ」と伝えます。

そんな感じで活動をしているのですが、1年生の子がうまくできなくて道具に八つ当たりをしていました。
この活動は、4年生や2年生もうまくできていません。

道具に当たると言うこと行為は、小さい時からしてもらいたくないので、すぐに呼び止めました。

「できないから沢山の練習してうまくなっていくんだよ。すぐにできると思ったの?」
って聞くと

「できるもん」
と言い切ります。

もう一度やってもやっぱりできません。

どんな年代でも、「できないから挑戦する」思考が必要だと思いました。

「できる」「できる」と言ってやることもいいですが、何も工夫せずに失敗を繰り返します。

彼は、何度も同じところで失敗していました。

そこで、もう一度呼んで
「お兄ちゃんやお姉さんたちもできないだからできなくて当たり前何だよ。でも、お兄ちゃん、お姉ちゃんは、できないから工夫して少しずつできるようになってるんだよ」と言うと

少し不服そうでしたが、「挑戦する」と言ってやり直しました。

すると、先よりも違う方法やお兄ちゃんたちがやっている方法をやろうと変化が出ました。

私自身もすぐにできるという思考になることがあります。大概はうまく行きません。

でもそこから現実を受け止めることによって、工夫して変化がおこり、できた!になります。

どんな年代も現実を受け止めることを促してみてください。

「諦める」と「最後まで追う」

 女子バスケの練習試合を見学し
てきました。
 新チームとなり、まだまだこれ
からという感じですが、チームを
みているとすでに差がでている所
がありました。
 それは、ルーズボールなどを最
後まで追うことができるチームと
途中で諦めてしまうチームです。
 点数が離れてくると、それは目
に見えてわかるようになります。

 チームとして、何をしにきてい
るのかが明確になっていないので
選手は点数が離れると集中力をか
きただ時間を過ごすだけになって
しまうのではないかと思います。

 どのスポーツでもそうですが、
試合になるとただ勝ち負けに目が
行ってしまい、練習してきたこと
を忘れてしまうことがあります。

 新チームですが、うまくいかな
いことがたくさんあると思います
が、しっかりと話し合い、チーム
としてこれからどう動くのかを示
すことで、たとえ負けたとしても
大きな成果が得られます。

 しかし、途中で諦めてしまえば
その成果がわからなくなってしま
います。

この時期だからこそ、勝ち負けに
こだわらず、テーマをクリアでき
るように話し合って練習試合など
臨んでみてくください。

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