「信用」と「信頼」

言葉のチョイスを考えていた時に、
「信頼してるよ!」と言うべきか「信用してるよ!」と言うべきか
と頭の中に浮かびました。

そこで、何が違うんだ?と調べてみました。

信用・・・過去の実績から相手を信じること
信頼・・・未来の行動に対して相手を頼ること

調べてみて、今ままであんまり考えてなかったと反省しました。(笑)

過去と未来の行動では大きく違うと思います。
大会に向けて練習したことは信用して
大会に対してプレイできるのは選手になるので信頼する
と言うことになると思います。

大会を見ていて、いまだに怒鳴っている指導者がいます。
自分の行って来た練習を信用していない、
そして選手のプレイも信頼していない。
だから、怒りという感情が出てくるのではないでしょうか?

信用と信頼、行動にするとものすごく難しいものだと感じています。

みなさんは、お子さんや、選手の
どんな時に信用して、どんな時に信頼していますか?

「人」か「大会」

個人種目の選手のメンタルトレーニングを何人か行っています。
その中で、目標を聞くと、
「〇〇さんに勝つこと」「隣のレーンの人に勝つこと」
など、公式戦(大会)での順位よりも
自分がギリギリで勝てる人を目標にしていることが多い様です。

団体競技だと、どうしても大会の結果にフォーカスしてしまいがちですが、
目の前の身近なライバルと競い合えるのは成長に大きく影響すると考えます。

ある選手に、「もしドローの関係で目標としている選手と早く当たってしまったら?」と聞くと、
「勝てば、よしになっちゃうかな。 多分嬉しくて、頭が真っ白になって次戦えないかも。」
と言っていました。
いろいろ深掘りをしていくと、
自分よりレベルが高いと思う選手との対戦は競技に集中できるけど、
自分と同じぐらい、もしくは下と思うと、「もし負けたら」と言う
気持ちが邪念になり集中ができなくなるそうです。

個人種目は事前にランキングがはっきりと出るので、いろいろ考えるそうです。

目標設定では、どこにこだわりを持って、立てるのかが重要です。
そして、目標なので、その先にあるゴールをどうするのかをしっかりと
考えてみてください。
やり切って終われることは素晴らしいことですが、
その先にはまだまだ人生やスポーツをすることは続くと思います。
みなさんはどうでしょうか?

「大会」と「終わり」

サポートチームの代替え大会が終わりました。
1ヶ月という短期間で、何ができるのかを考えて、
3年生がやり切って、保護者の方が感動するというゴールを掲げて
何とか達成できたのかと思っています。

結果は3チームのリーグ戦で3位でした。
でも、最後の試合で勝ったことで、選手たちは笑顔で終える事ができました。

逆に対戦相手は負けてしまいましたが2位という結果。
最後のミーティングの様子を見ていると、下を向き静かに終えていました。

確かに対戦相手は、私たちチームに勝ては2日目に進む事ができました。
しかし、1試合目は素晴らしい試合をして勝っています。

相手チームの事なのでミーティング内容はわかりませんが、
試合の中でいいところもあれば悪いところも当然あります。
そこで、選手にスタッフが何をどう伝えるかが大切だと思います。
そこの工夫があれば、最後の大会を勝敗にかかわらず笑顔で終える事が
できるのではないでしょうか?

直接対決で順位を決める試合で結果が出ると
1位と3位は晴れ晴れしているのに対して、
2位は負けて大会を終えるので、うつむきかげんになっている事が多いです。

目の前の結果だけではなく、常に「何ができたのか」にフォーカスしていれば、
最後になっても笑顔で終える事ができるのではないでしょうか?

「引退」と「卒業」

先日、メンタルトレーニングの仲間といろいろ話をしてきました。
いくつのかのテーマを決めて話して、脱線することもありましたが
いろんなスポーツに関わる方々と話ができたのはとても良い時間でした。

その中で気になった話題の一つに「甲子園の中止」がありました。

選手たちは、どんなことを考えるんだろうと言うところから始まり、
引退していく選手も出てくるでしょう。
そこで、学生が「引退」と言う言葉を使い、
次のステージでまた同じスポーツをすることに違和感があるんですよね。
と話すと、

合唱部の先生と言う方が、
私たち好きで楽しくてやっていることので、引退って言葉はつかいません。
そして次のステージで続けている生徒が多いです。
大会はありますが、そこを目指すより自分たちのために
やっているので、大会に向けてとはあんまり考えたとこがないので
全国大会を目指すために学校を選びスポーツをするのは違和感があるかな。

また、サッカーの指導者は
サッカーは続けて欲しいと思うので、引退って言わなくていいですよね。
だったら小学生のサッカーは卒業とか、中学校でのサッカーは卒業
など、カテゴリーを終えて次にいくんだというイメージの「卒業」の言葉が
いいんじゃないかなと思います。

私は音楽をしている人もスポーツに近い感覚をもっていると思っています。
しかし、大会についての考え方が大きく違うこと考えさせられました。

カテゴリーを終える意味の「卒業」って考えていなかったので、
なるほどと思いました。

簡単に引退して受験勉強しなさいって言いたい大人が
カッコつけるために言ってるかもって言う話になったときは、
ちょっと拭いてしまいそうになり、
それもあるのかなとも思いました。

さて、皆さんは、選手たちのカテゴリーでひと段落することをなんて表現しますか?
よかったら教えてください。

「大会」と「応援」

ドイツのプロサッカーリーグ始まったとニュースでみました。
無感覚試合でした。
本来お客さんが入っているところにベンチメンバーが
間を開けて座っているのはとても印象深かったです。
試合を行った選手は、ハイタッチなど喜びを表す動作が最小限でした。

プロの選手たちがこのような感じでおこなっているのをみていると
学生スポーツもやり方も大きく変わってくるのはではないかと思います。

保護者の方と話をしていると、
最後試合をやって終わらせてあげたいという意見が多いようです。

そこで、私が思うことは
大会が開催できても、地区大会ぐらいの可能性が高いと思いますが、
無観客の学生の大会ってどうなのかなってことです。
応援があってこそ大会の雰囲気になり、
選手の集中力も高まり良いプレイができると思います。
保護者の方も、そんな選手の姿をみるから、
さらに応援に熱が入るものだと思います。

今後もしかしたら、
観客がない状態で大会が行うことが
スタンダードになるのかもしれません。

スポーツができるようになった時、今までと違う大会を想定して
選手と意見交換してみてください。

「延期」と「中止」


東京オリンピックが1年を目処に延期ということが発表されました。

春休みに大小さまざまな大会が、「延期」や「中止」となりました。

運営側の判断は大変頭をなやまされたかと思います。

そして、オリンピックの判断は、それらの大会以上に大変なことかと思いますし、判断以上にいろいろな調整も大変かと思います。

さて、選手はどう考えるべきなのか考えていきましょう。

試合で、審判のジャッチクレームを入れる選手やスタッフがいます。

この時、
ジャッチは変わらないと思いながら言っているのか、
それとも
おかしいから変えなければいけないと思っていっているのか 
声のあげた方で変えられる場合があるかもしれません。

でも、ここに時間費やしたり、エネルーギーを使ってなんの意味ありません。

次が決まっているのでは、すぐに次のことを考えた方が大事です。

大会が「延期」「中止」になるのは残念です。
しかし判断が下されたのであれば、それに従いに次への準備をしてください。

よくミスをした時に「切り替えて!」といいますが、「切り替えて!」ではなく具体的なことを考えてみてください。

この春の経験は次の大会で活かされなければいけません。

練習を再開できたチームは次へ向けてどう考えているかを選手、スタッフで一度考える時間を作ってみてください。

「勝利」と「不安」


遊びから勝負に切り替わると、タイミングがあると思います。
仲間内で楽しくやって気軽に汗をながす。

そんなスポーツをやることも必要だと思います。

私は、楽しいから勝負に移っていくものだと考えていました。
でも、楽しいから勝負になり勝つことを知ると選手たちはどう考えるのでしょうか?

なぜ、そのスポーツを始めたのかによって考え方が変わると思います。

ある選手の話になります。全く勝つことを知らなかった選手が、仲間に誘われて新しいチームに入りました。

実力的には十分通用していましたが、大会に出て勝ち進むにつれて、怪我を理由にコートから出てしまいました。

そしてほっとした表情でベンチに座っていました。

勝つことを求めている選手、自分がチームでの立場がわかっている選手は、無理しても出たいといってくるでしょう。
怪我の具合をみてスタッフ、止めるのか、出させるかの判断をすると思います。
勝利を目指す選手は、苦しくても最後の瞬間のために頑張ります。

しかし、その喜びを知らない選手は、友達と仲良くプレイできればい。
気持ちいいプレイができればいいと思っているのではないでしょうか?

なので、チームが勝ち進むつれて、彼の楽しい瞬間はどんどんなくなっていったのではないかと思います。

勝っていく経験が一気に上がってしまったので、不安が生まれていたのではないかと思います。

選手がどんな気持ちでスポーツをはじめて、そして今の気持ちはどうなのか考えながら大会にのぞんでみてください。

「結果」と「課題」

最近、メンタルトレーニンをはじめた選手の大会結果が保護者からきました。

大会では予想した結果が得られず、集中力も少し欠いていると保護者は感じていたそうです。
保護者からは「結果は仕方ないかけど、最後まで頑張っている姿が見たい」と言うことで、メンタルトレーニングを考えたようです。

メンタルトレーニングをはじめてから2大会を経験しました。

・点差が開くと諦めていたのが後半追いつくところまで行けるようになった。
・この前負けた選手に勝った。
・接戦を悔しがるようになった。
など、保護者の目に写っているようです。

今回、選手は難しいかもしれないが「優勝」と言う言葉出していました。

なので、大会後保護者に、「負けたことは悔しいけど、次への課題が見つかった。」
と言っていたそうです。

結果は相手もいますから、思い通りになるのは難しいです。
それでも、優勝と言うことでそこへ向かおうとします。

そして、彼は夏の大会でどうなりたいかを常に聞いているので、今回の結果を受け止め、次への「課題」を口にしたことは、大きな成長につながって行くことと思います。

最後の大会で良い結果を掴むために、今の大会の成績、自分のプレイなどしっかりと確認して課題探しをしてみてください。

「仲間のため」と「自分のため」

実は野球に携わったことがないの
で、連日の甲子園のニュースは、
あまり興味がありません(笑)

しかし、ニュースの中で取り上げ
られる物語を見ると、楽しんで、
スポーツをしているのかなって感
じる部分があります。
きっと報道の仕方なんでしょうけ
ど。

その一つとして、ベンチに入れな
かった仲間にスポットを当て、
大会出場選手に「仲間のために」
と言わせたがる場面があります。

仲間や家族には感謝しなければ、
いけませんが、仲間のことを背負
わせるのはどうかと思います。

最終的に、試合に出ているプレイ
ヤーが満足できるかどうかで、
周りのことは関係ないのではと
思っています。

私は大きな大会に向かう選手に
毎回いうことがあります。
「大会前日に必ず親に感謝を伝え
てください。そして大会朝は、
サポートしてくれる仲間に感謝。
感謝を伝えたら自分の時間。
自分が大会を一番楽しむために
何をすべきかを考えて行動をして
ください」

仲間云々ではなく、自分のため
に行動することで、仲間たちが
自然と喜んでくれます。

仲間のためでなく、自分のために
プレイすることを伝えてあげて
ください。

 「大会」と「発表会」

 メンタルの仕事をさせてもらう
ようになり、いろんなスポーツを
知り選手と関わることができるよ
うになりました。

 保護者から子どもの様子を聞く
なかで、こんな話を伺いました。

お姉さんは新体操、妹はクラシッ
クバレエをやっているそうです。

お姉さんが、妹の発表会を見終え
た時、ぼそっと「いいなぁ」って
言ったそうです。

お母さんが「なんで?」って聞く
とお姉さんは「私も一生懸命やっ
てるけど、優勝はできない。でも
妹は、どんな役でも発表会が終わ
るとみんなからよかったね、がん
ばったねって花束もらえるから、
なんかうらやましかった。」

お母さんはこの時、「なんで、
競技スポーツをさせてしまったん
だろう」と後悔したそうです。

子どもにとって、大会も発表会も
やることは同じで、プレッシャー
のかかり方もそれほど代わりはな
いと思います。しかしそのこに勝
ち負けという結果を気にすると、
一気にプレッシャーが跳ね上がり
ます。
自分のやることをしっかりこなす
それはレギュラーとして仕事も、
たとえレギュラーでなくても、
役割を果たすことができたら、
結果に関わらず、選手を認めてあ
げてください。

そこが自信につながり、選手のや
る気が増していきます。
大会でもやるべきことが何かを明
確にして、できたことを認めてあ
げてください。

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