「提案」と「反感」

あるチームの監督と話をしていた時のことです。
その監督は、私の話の一部を選手に伝えてみました。
しかし、その提案は見事に否定されたと言ってきました。と連絡がありました。

何かを変えようとする時には、必ず反感が出てきます。
それは、自分がやってきた事が無駄になると感じ、1から覚えなおさないと
いけない大変な作業だと思うからではないでしょうか?

そこには駆け引きが必要になってくると思います。
私が監督に提案したことの駆け引きのポイントは、
・目標を達成するため・練習したことを活かすため・他の選手を活かすため
がありましたが、この部分が伝えずに、システムを変えようと思っています。

と伝えていたようです。

後日、こんな事ができようになるけど、それについてはどう?
と少し言い方を変えてみたら、それならやってみたい!
となったそうです。

ある程度は監督の指示をトップダウン的にチーム作りをすることは
大事な部分でもありますが、選手、監督とのつながりを深めるためには
このように、やりたい事、そしてのメリットを伝えることは大切です。

そのためにも指導者はしっかりと言葉を学び伝えるという事が
必要になってくるのではないかと思っています。

私の意図もこの監督さんには半分ぐらいしか伝わっていなかったと
反省して言葉について見直しています。

「信頼」と「我慢」

中学のバレーボールの大会を観てきました。

最近のバレーボールはタイムを取らなくても、コートのすぐ近くまでいけて、選手にアドバイスができます。
なので、タイムを取る取らないの判断が難しいと思っています。

ある試合で、5点差がつきました。
前のセットでは5点差はワンチャンスで逆転ぐらいできるぐらい実力は拮抗している戦いでした。

セットを先取しているチームが中盤から終盤にかけてリードしています。が、対戦相手が追い上げてきています。

セオリーだと2点差ぐらいに迫られたときにタイムをとるものだと思います。
選手を信頼しているのか?新人戦だから我慢しているのか?わかりませんが、同点までタイムを取りませんでした。
流れを失ったチームは、引き戻す力なくセットを落とし、3セット目も相手が主導権を持ったまま進み敗退しました。

こういった場面はスポーツでは多くあります。
そんなときに、どんな声かけが重要なのか?

よく「リラックスして」と声をかけることがありますが、そもそもリラックスするということはどういうことななのか?リラックスする練習をしているのか?となります。

では、どんな言葉がいいのか?
「信頼しているよ!」と言えば、この場面任せてもらえたと自信が生まれます。「自分のできることは何?」と問いかければ、何をしなければいけないのかを思い出すことができます。(この部分も事前に試合での役割を確認してあることが前提ですけど)

具体的な行動も伝えることが大事なのかもしれません。

監督の意図をしっかりと示した上で我慢することも必要かもしれません。

意図を説明せずに我慢してると、「なんで指示をしてくれないんだ」となってしまいます。

難しい局面だからこそ、監督や保護者はその時の感情や流れで声をかけるのではなく、しっかりと考えて選手の力となる言葉をかけてあげてください。

「強さ」と「整頓」

強いチームは、整理整頓ができています。

しかし、整理整頓ができているから強いとは限りません。

なぜか?

それは、日常生活とスポーツがリンクしているからです。

自分たちの動きが整理されていれば、スポーツでも単純化され動くことに迷いがなくなります。

だから、日常から身の回りの整理整頓を伝えている指導者が多いと思います。

残念なのは、その意図までが伝わりきれていないこと。

選手が「これをやっておけばいいんでしょ。」

こうなると成長は止まってしまいます。

そんな時は、「なんのためにやっているんだろう?」「スポーツと繋がるところはどこがあると思う?」と選手に聞いてみてください。

つながりをしっかり考えて行動している選手か?やらさせれている選手がわかると思います。

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