「応援」と「期待」

選手は当然ですが、ジュニアアスリートたちと関わっているので
保護者の方とお話をする機会が多くあります。

そこで、保護者の方とお話をしていると、
「楽しくやってくれれば」
「スポーツをやる環境だけは整えてあげたい」
という話がメインになる事が多いです。

その話の中で
「小学校の時は・・・」
「以前やっていた競技では・・・」
と、何かを選手たちに期待している部分も見え隠れしています。

少し前ですが、全国大会に出たことのある選手に
「お父さんから色々気にして連絡くれてるよ。実際どう思ってるの?」
と聞いた事があります。

すると選手は
「親が熱くなり困るんだよね。ちょっと頑張れば、
 大会と全国がって言ってくるから、
違うスポーツやってみたい!って言ったのに」
と本音かどうかは分かりませんが教えてくれました。

いろんな競技で代替大会が始まっています。
大会が始まるということは敗戦し、学生スポーツを終える選手がいて
代が変わっていきます。

応援の仕方について考えてみてください。
見返りを求める応援は、選手へのプレッシャーとなり
応援しているにもかかわらず、選手たちはスポーツを辞める
きっかけになる可能性にもなります。

代が変わるこの時期、保護者の皆さんで話し合ってみてください。

「期待」と「裏切り」


選手たちのメンタルトレーニングの一場面で、大切にしているものと聞くと「家族」と答える選手がおおいです。

そして、家族は何を期待していますか?と聞くと「勝つこと」と答えます。

簡単に「勝つこと」と言える選手を皆さんはどう思いますか?

保護者の方と話を聞くと、
「最後までやりきってほしい」
「楽しくやってほしい」
「一生懸命やっている姿をみせてほしい」
とういう声がきこえます。

なぜ、選手と保護者との間で違いがうまれてくるのでしょうか?

勝つこと=一生懸命

というところがどこかにあるのではないでしょうか?

そして負けは悪いことみたいなところがあるかだと思います。

大会において一生懸命やらない選手はいないと思います。

そこまでの過程で準備が少なかった結果が負けになるだけなのです。
準備の段階で選手への期待度をどのぐらいするのか考えてみてください。

そうすることによって「裏切られた」という感覚がなくなり、純粋に一生懸命やっている姿を応援できるのではないでしょうか?

大会の時だけに一喜一憂するのではなくしっかりと選手をみて応援してあげてください。

「応援」と「批判」

大人は基本的に子どもたちの応援をしていると思います。

応援にはどんな形があるでしょうか?

ごく一般的なものは「頑張れ~!」と声をかけること。
指導者が、技術や考え方を教えることも、応援の形だと思います。

そんな試合や練習で、ため息が出ることがあります。
それは選手がミスをした時です。

それが繰り返されると、「何やってるの?」「何回目なんだ!」とだんだん選手への批判になってしまいます。

なぜか?

人は見返りを求めるものだそうです。
純粋に応援しているのがいつのまにか、見返りを求める、どこかに「こんなにやってあげいているのに」という気持ちがあると「なんで?」「何やっての!」となってしまいます。

応援も選手同様に見返りを求めず楽しんでください。

「期待」と「裏切り」

新人戦を戦い、保護者の方から色々相談や、感想が届いています。

「試合に出た!」「全く使ってもらえなかった」「怒られてばっかりでした」「少しだけ出たけどね」など

保護者や指導者の方はこの新人戦で選手に何を期待していたでしょうか?

保護者の方と話をすると、「楽しくやってくれれば」とか「元気よくやってほしい」と言いますが、勝敗がちらつくとちょっと様子が変わってきます(笑)

私は、大事な試合の大事な場面のサーブの時に「ここで思い切りサーブを打ってるアウトにしたら」と一瞬思って、自分でにニヤついて気分を変えていました。
実際にはわざとミスするなんてできませんが、ちょっと期待を裏切ってみたいなんて考えていました。

私たちがメンタルトレーニングをするときに、「期待を手離す」と言う言葉を使います。

どうしても選手に期待をしてしまいますが、「できた」「できない」の事実をだけをみてあげると素直にプレイをするのではないでしょうか?

変に期待をすると、期待通りに行かなかった時は怒りになりかねません。

常に事実だけをみて評価をしてあげてください。

応援は臨機応変に対応を

本日の日刊スポーツ静岡版はお読
みいただけましたか?

今回の連載記事は
「応援は臨機応変に対応を」

先日、中学校の練習試合を見に行
きました。

練習試合でも保護者の方が多くの
方が見にきていました。

そこで応援を観察してみると、
良いプレイは拍手をしていました。
しかし、ミスをした時は、「あー」
「もう」ため息が聞こえてきます。

ミスをした時は、選手もミスをし
たことわかっています。
それに追い討ちをかけるように
ため息が聞こえたらどうでしょうか?

それはモチベーションの低下に
つながるのではないでしょうか。

では、なんでため息が出てくるの
でしょうか?

それは、保護者が選手に対して
「期待」をしているからです。

選手サポートは大変だと思います。
大変さに対してどうしても見返り
を求めたくなります。

その結果、うまくいかないプレイ
をが出るとため息がでるようにな
ってしまいます。

選手たちに力を与える応援とは
どんなことなのか、ぜひ選手と
話し合ってみてください。

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