「信用」と「信頼」

言葉のチョイスを考えていた時に、
「信頼してるよ!」と言うべきか「信用してるよ!」と言うべきか
と頭の中に浮かびました。

そこで、何が違うんだ?と調べてみました。

信用・・・過去の実績から相手を信じること
信頼・・・未来の行動に対して相手を頼ること

調べてみて、今ままであんまり考えてなかったと反省しました。(笑)

過去と未来の行動では大きく違うと思います。
大会に向けて練習したことは信用して
大会に対してプレイできるのは選手になるので信頼する
と言うことになると思います。

大会を見ていて、いまだに怒鳴っている指導者がいます。
自分の行って来た練習を信用していない、
そして選手のプレイも信頼していない。
だから、怒りという感情が出てくるのではないでしょうか?

信用と信頼、行動にするとものすごく難しいものだと感じています。

みなさんは、お子さんや、選手の
どんな時に信用して、どんな時に信頼していますか?

「チームのため」と「自分のため」

あるチームの試合に帯同した時の話です。
顧問先生が、「〇〇中学校生の意識を持って行動してください。」
と話をしていました。

よくある話だと思います。

これって選手、生徒のためになる言葉なのかかなって考えています。
育成年代において、学校やチームよりも、人としてどうあるべきかを
意識させることが大切だと思っています。

なので、この顧問の先生の言い方を少し斜めから読み取ると
「あなたたちがしっかりしないと学校にクレームが入るからね」
とも読み取れます。(笑)

また、ある選手は
「チームのためにこんなにやってるのに」が口癖になっています。
実際にやってはいますが、そこは自己満足のレベルであって、
周りの人巻き込んでの行動ではないので、
周りはどちらかと言えば冷ややかでみていることが多いです。

「何かやろう」って思う時、
すべて自分のため、自分が楽しいからが一番最初にあると思っています。

しかし、人のためが一番になってくると、最初のうちはいいのですが、
徐々に苦しくなってくることがあります。

自分のためが気がついたら人のためになっていた。
これが理想ではないでしょうか?

顧問の先生の話に戻りますが、
そもそも人としての指導がなされていれば
〇〇中学校生の意識なんてもはいらないと思います。
みなさんはどう考えますか?

「言葉」と「行動」

あるチームのミーティングの相談を受けました。
話を聞きながら、こんな質問はどうですか?
この部分の質問では、選手たちのこんな部分が分かりますよ。
など、アドバイスをさせていただきました。

後日、監督さんから、ミーティングの様子を報告してくださいました。
その中で選手たちの答えで、「サポートします」という言葉があり、
大変気になりました。

監督さんの考えたことは細かく書いてありましたが、

選手の言葉から行動に移すことができない原因がここにあることに
気づいていないと感じました。

例えば
選手が「これから〇〇として仲間のサポートを頑張ります。」

と言うと
監督は「協力して頑張ろう」
で会話が成立します。そしてお互いが満足できる答えになると思います。

しかし「サポート」と言う言葉の中にはいろんな行動があり、
そこが明確になっていなければ、行動に移っていくことができません。

多くの人が、このように言葉で行動をごまして、その場を収めてしまい
実際に、その場面が来た時にスムーズに行動を移すことができなくなっています。

監督さんは自分自身の経験から、自分の思いややるべきことを細かく書き出して
いました。
しかし、選手の話になると、選手からでた言葉で安心してしまい、
ごまかされたのだと思います。

私なら「で、どんなサポートができるの?」

と、もう一歩突っ込んで行動の話が出てくるまで話をします。

そんな話ことを送り返すと、
監督は、
「だから同じことを繰り返しミスをしたり、
気遣いができなかったりしているんですね。」
と返信いただきました。

行動をごまかすための言葉はたくさんあります。
ぜひみなさんも、言葉と行動について考えてみてください。

「信頼」と「行動」

あるチームの問題解決に取り組んでいます。
チームでのワークをする時には、選手たちの答えをオープンにしています。

チームが割れていて、ワークの時の選手の動きに注目していました。

不仲ではありますが、試合になるとお互いをしっかりと認め合い
チームとして成り立っていました。
でも普段は交わらない感じの選手たちです。

仮にこのチームをAグループとBグループの2つのグループにとします。
Aグループは周りのことを気にせずに、突き進んむタイプ
Bグループは周りを気にするがあまりに、自分を守るために仲間に攻撃的になっています。

ワークの時の行動はAグループのリーダー格はさらっと他の人の答えを眺めていました。
BグループのメンバーはAグループのリーダーの答えを隅々まで見ていました。

この行動や、試合の様子などからBグループはAグループに憧れがあるのでは感じました。

一番気になった点は、Aグループがあまり周りを気にしていなかったことです。

チームを割っている原因がBグループだと思っていましたが、
これらの行動から見ると、Aグループの少しの気遣いができれば、
このチームは大きく変わってくると思います。
Bグループの攻撃的になる部分も改善が必要ですがけど。

そこでどんなことをしたのか?
ポジションをシャッフルして、攻撃や守備の陣形などを
自分たちで考えさせました。
今まで試合中に仲が良い選手同士でしか話をしていませんでしたが
積極的に話し合いがなされるようになりました。

普段の行動はまだまだ別れていますが、これから大きく変化していくのかと
思ってみています。

「王様」と「反感」

中学のバレーボールの試合を見ていると、
チームに1人、エースと呼ばれる選手が出てきます。
その中で絶対的な存在のエースになっていき選手がいます。
そんな選手を見ていると、孤立化していく事が多く
チーム内の雰囲気も少し悪いように感じています。

先日、そのようなチームのメンタルトレーニングをさせていただきました。
言われて嬉しい言葉を書き出してもらうワークを行いました。
みんなでその言葉をシェアするのですが、
絶対的エースは、さらっとみんなの書いていたの見ていました。
それ以外の選手は2、3人で固まりながら、エースの答えを見ていました。

普段よくイガミあっているようなことを聞いていたので
このような行動に少しびっくりして観察を続けていました。

ここからは私の憶測でしかないのですが、
エースになる人たちは、それ以外の選手の早く自分と同じレベルで
バレーをしたいと考えているけれど、任せてしまうと負けてしまうジレンマから
自分でやってしまい、仲間のプレイに怒りを感じているのだと思います。

他の選手も自分たちの実力がついていけないのを感じているが
どうしていいのかわからない。やろうと思っていたことをエースが
どんどんやってしまう。そしてエースの行動はものすごく気になっている。
で、イライラしてしまうので、エースを仲間に入れない
という感じになっているのではないでしょうか。

その中で今回、このような行動にでた、選手たちはあゆみよろうとしている
部分が見えてきたので、このチームは大きく変わっていくのではと
感じています。

コミュニケーションと簡単に言ってしまいますが、
周りの大人だったりスタッフが、これらの小さな行動に気づき、
そっとサポートしてあげることでチームが一つになっていくのでは
ないでしょうか?

みなさんのチームはどうですか?

「矛盾」と「行動」

高校もインターハイの代替大会が始まり、
残念ながら高校での部活を終えた選手も出てきているとおもいます。

終わると言うことは、次が始まります。
そこで、目標設定がなされ、目標に向かって、
いろんな事が変わろうとしてくとおもいます。

それらのことを受け止めれる選手、そうでない選手が出てくると思います。

受け止められない選手は
チームの決定は覆らないから、その目標に従う。
でもその行動は、自分の中の大切なことのために、従わない。
という事が起きます。

そこで、なんでやらないんだと言ってしまうと、
その選手はどんどんチームから離れていくか、
自分の仲間を増やしてチームを崩壊させていきます。

こう言った言い方ではなく、他の行動からその選手を見て
ついてあげる事が大事ではないかと考えています。
例えば、選手同士がミニゲームで遊んでいる場面は見るかと思います。
その時、観察をしていて、そこでやっていることにフォーカスを当てて
それを練習でやればできるんじゃないの?と伝えてみてください。

やらなければいけないことは、チームの誰もが分かっていると思います。
分かっていれば、考え、行動に移っていきます。
しかし、目標設定がそれらの選手と噛み合わずいるのを、
無理やり合わせるのではなく、普段やっていることを
意識させて、そこから練習に向かっていくことで、自分の行動など
難しく考えすぎた、という感じになるのではないでしょうか?

とかく人は、新たなことに挑戦することを
難しく考えて苦手とする人が多いです。
そんなことを考えながら、新チームづくりしてみてください。

「考える」と「行動」

ある指導者のアドバイです。
「少し先のことを考えてごらん。
君たちの経験ならこの先どんなプレイになるのか?
どんなボールが飛んでくるのか?の予想がつくはず、
その予想が繋げるってプレイになるんだよ。」

いろんなチームを見ていますが、多くの選手がボールが動いてから
選手がボールに合わせて動いています。

中学生の選手に対して、
「チャイルドサッカーみたいにみんなで一つのボールを追いかけるな」
なんてゲキを飛ばす事があります。

選手たちが「考えていない」とは思いません。
しかし、行動と思考をずらすと言う事ができいないのかと思います。

これもトレーニングでできるようになります。

机上でもいいので、一つ先のプレイを予想する練習もしてみてください。
考えるパターンできてくれば自ずと体も動くようになっていくと思います。

「当たり前」と「確認」

バレークラスに体験の人たちが来てくれています。
中学3年生から中学1年生の中に、初めてバレーをやる小学校6年生が入りました。

新しい選手がくると、在籍している選手は、いろいろ教えてたがります。
教えることは、自分のプレイを理解するのに必要なことと言っています。

だからこう言った行動に出てくれる選手を見ていると嬉しく思います。

冗談半分で「先輩頑張って」「先輩頼むよ!」って声がかかります。
笑いながら、選手はしっかりやらないとなんて意識になり、
プレイが丁寧になっています。

当たり前にしていたプレイを少し意識することによって、丁寧にできるようになります。

考えないでプレイができるようになり、少しずつ適当になっていきます。
これは人間の常に楽な方に流れる習性があるから仕方ないかもしれませんが、
少しの変化で、自分のプレイを確認する事ができるようになります。
これらのことを繰り返して、身につくプレイも精度が上がってくると思います。

3年生最後の大会前に、体験者が来てくれたことに感謝します。
そして、3年生はきっと気づきがあった練習になったと思っています。

みなさんも、淡々と練習をするのではなく、
少し変化を加えて、丁寧にやらなければいけないという場面を
あえて作ってみてください。きっと選手はそこから
気づき、学び、身につけていくと思います。

「ミス」と「成長」

今日の朝の話です。
浜松は朝から雨が降っていて、娘たちは自転車通学なので、
カッパを着て準備をしています。
しかし上の子は、このぐらいの雨ならズボン履かなくても
いい、強くなってもすぐ履けるからと
ズボンを履こうとしません。

嫁さんは、もう諦めたようでしたが、
カッパのズボンをたたんでいる娘に、
私が「はかないの?」って言うと
不機嫌そうにズボンを履いて学校に向かいました。

それをみていた下の娘は、何も言わずに、上下カッパを着て
出て行きました。

大体、雨の日はこんなやりとりしています。(笑)

そして、私や嫁、祖父母が口出しをしてカッパを
きさせています。

びしょ濡れで学校に行って、着替えるの大変だろうし
風邪をひいても何て考えているからと言う思いがあるからです。

本人そんな辛い経験をする前に止められてしまうので、
自分が思ったことをやったらどうなるか予想がつかないんでしょう。

一度こう言った経験をさせてあげて
ミスから(ミスになるかわかりませんが)学びを得ることが
次に繋がり考え方の成長につながるのかなって
送り出してから思いました。

スポーツでも、大人が結果を予想しながら指導していると
やってみたら?って発想でなく、それは違うから!と経験せずに
やらせないことが多くあると思います。
やらなければわからないことはたくさんあります。

みなさんもどんな子どもたちにどんな経験をしてもらい
学んでもらいたいと思っていますか?
そこがわかると、成長のための行動ができてくると思います。

「主体性」と「自主性」

育成年代の指導者の教材動画を何気なくみていた時
テーマが「主体性」と「自主性」について語られていました。
みなさんこの違いわかりますか?

自主性は
事前にやるべきことを学んでいて、その中から自分で選択して行動すること

主体性は
今まで経験したことのないことに対して、自分で考えて行動していくこと

だそうです。

私は、「自ら考えて行動できる選手の育成」を掲げています。
なので、主体的を目指して指導をしています。

しかしながら、自主性の経験がなければ、
主体性に進むことができないとも思っています。

ここでの経験は、スポーツ種目や練習に限ったことではないと思います。

いろんな場面で経験し学ぶということが、
後々主体性に動けるようになっていくと考えています。

みなさんの周りの選手は、今どちらの行動をしていますか?
観察してみてください。

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