「練習」と「挑戦」

ある選手から、「指導者がいなくなると、ある選手が遊び出して困る」
と相談を受けました。「なんで困るの?」と聞くと
「言われてない事だし、試合で決まらないプレイだから」
そんな回答が返ってきました。

スポーツをする上で遊んでいるという感覚があるかが
大切だと思っています。

相談に来た選手は、真面目でできるプレイの精度を上げる事、
練習は厳しいものという思いがあるようです。

ある一流選手は、日本のプロリーグまで、とにかく楽しく遊びの延長で練習も試合もできた。
海外に行ったらそれが少しできなくなってつまらなかった時もあったけど
他の選手と馴染めるようになると、また同じ思いでプレイする事ができた。
と言っていました。

遊び(余裕がある状態)だから新しい挑戦ができ
クリエイティブなプレイが生まれてきます。

しかし、ガチガチに考え方を固められると、挑戦する事が
間違ったプレイをしていると勘違いすることも生まれてきます。

遊んでいると思われるやり方は少し考えないといけませんが
できないことをやろうとするのはとても大切なこと。
その気持ちが成長を促すと思っています。

なので、この選手には「できないことをするのが練習。まぁ、遊んでいると思われる行動は微妙だけど、
自分も何か難しいプレイに挑戦してみたら?
練習中も歯を食いしばらなくていいから力を抜いていろんなことやってみようよ」
とアドバイスしてみました。

みなさんどう考えますか?

「矛盾」と「行動」

高校もインターハイの代替大会が始まり、
残念ながら高校での部活を終えた選手も出てきているとおもいます。

終わると言うことは、次が始まります。
そこで、目標設定がなされ、目標に向かって、
いろんな事が変わろうとしてくとおもいます。

それらのことを受け止めれる選手、そうでない選手が出てくると思います。

受け止められない選手は
チームの決定は覆らないから、その目標に従う。
でもその行動は、自分の中の大切なことのために、従わない。
という事が起きます。

そこで、なんでやらないんだと言ってしまうと、
その選手はどんどんチームから離れていくか、
自分の仲間を増やしてチームを崩壊させていきます。

こう言った言い方ではなく、他の行動からその選手を見て
ついてあげる事が大事ではないかと考えています。
例えば、選手同士がミニゲームで遊んでいる場面は見るかと思います。
その時、観察をしていて、そこでやっていることにフォーカスを当てて
それを練習でやればできるんじゃないの?と伝えてみてください。

やらなければいけないことは、チームの誰もが分かっていると思います。
分かっていれば、考え、行動に移っていきます。
しかし、目標設定がそれらの選手と噛み合わずいるのを、
無理やり合わせるのではなく、普段やっていることを
意識させて、そこから練習に向かっていくことで、自分の行動など
難しく考えすぎた、という感じになるのではないでしょうか?

とかく人は、新たなことに挑戦することを
難しく考えて苦手とする人が多いです。
そんなことを考えながら、新チームづくりしてみてください。

「引き上げる」と「引き下げる」

練習環境で色々考えています。
学校の縦割りは、先輩たちを憧れの存在として、
下級生は見ていることが多いと思います。

そこには一緒に戦うという感覚はあまりなく、

見本として自分を投映して見ることができるので
成長が早くなり、伝統強豪校はこの部分だけでも強い理由の一つになります。

「一緒に戦うんだよ」と言うと上級生が、下級生に合わせることがあります。

すると、チームのレベルが一気に下がります。
そして上級生は練習で手を抜きながらになり、
スポーツから遊びになることもあります。

遊びは本質的楽しいと感じるものであり、
スポーツはルールがあり学生が行うスポーツには
常に気づきや学びがなければいけないと考えています。

どちらの場面でも
見本から何を学ぶのか?
一緒にプレイすることで何を感じて何を学ぶ?
など問いかけを選手にしてあげることで
それらの解消にもつながります。

今の環境を最大限に活かすために最善の方法を考えて
選手に問いかけをしてみてください。
きっと選手自身でレベルを引き上げていくチームができていくと思います。

「過去に執着せず、前向きに」

本日の日刊スポーツ静岡版はお読みいただけましたか?

今回の連載記事は
「過去に執着せず、前向きに」

1年間続いた、こちらの企画も次の方にバトンタッチとなりました。

いろいろ難しいタイミングですがぜひお読みください。

ある保護者から
「引退後、仲のいいことたちが集まって練習しているみたいだけど、それって楽しいだけで練習になるのかな?
宮野さんのところに行かせているのは楽しいだけでない部分を感じて欲しいかなんですけど。」

と話をいただいたことがあります。

楽しい=遊び

遊びは、単にそれ自身が楽しいものだそうです。

ある程度規制をかけて、指導者からのメッセージや成長を感じれるのものが練習になるそうです。

先日高校生たちの自主練をしている姿をみました。
そこでは、ゲーム形式は楽しんでやっていましたが、所々で筋トレを入れてみたり、自分たちで罰ゲーム的なトレーニングを組み込んだりしていました。

この違いは何か?

未来を想像してやっているかどうかになると思います。

よくみてみると、トレーニングをやっていたのは、県トップを目指している選手で、ただ身体を動かしたいだけの選手はトレーニングをしていませんでした。

近い未来、遠い未来をしっかりと考えていけば、今を大切にすることができます。

この春休みにしっかりと未来を考えて、これからの行動に活かしてみてください。

「楽しい」と「遊び」


先日私のメンタルトレーニングの師である藤代とビデオミーティングに参加しました。
(移動中だったので、話をきくだけでしたが。)

そこで、
遊びと練習の区別をつけることが大事
遊びはそのものが楽しいもの
練習は指導者からのメッセージがある行動
と言われていました。

ちょうど私が関わる現場で
ある選手は「もっと好きになるためになにができますか?」のしつもんに答えを見出すことができず
あるチームは遊びと練習の区別がなくなり、今何のプレイを練習すべきなのかが理解せずに淡々とこなすだけになっている
このようなことがあったので、すごく印象に残っています。

スポーツは、うまくなればなるほど、いろんなことができるようになり楽しいものになります。
球技大会や体育で無理やるやらされていると技術が乏しいからつまらない。

楽しさを経験すると辛い、厳しいものも楽しさのために自ら行動をとります。

そこには指導者からメッセージではなく自分からのメッセージで練習にかわってくると思います。

そうなると、本当に楽しい練習ができるのだと思います。

遊びから卒業して自発的に行動を取ってもらうためにも
「今はどんな気持ち?」と確認をして
「これからどうなりたい?」と選手に問いかけてあげてください。

「勝利」と「不安」


遊びから勝負に切り替わると、タイミングがあると思います。
仲間内で楽しくやって気軽に汗をながす。

そんなスポーツをやることも必要だと思います。

私は、楽しいから勝負に移っていくものだと考えていました。
でも、楽しいから勝負になり勝つことを知ると選手たちはどう考えるのでしょうか?

なぜ、そのスポーツを始めたのかによって考え方が変わると思います。

ある選手の話になります。全く勝つことを知らなかった選手が、仲間に誘われて新しいチームに入りました。

実力的には十分通用していましたが、大会に出て勝ち進むにつれて、怪我を理由にコートから出てしまいました。

そしてほっとした表情でベンチに座っていました。

勝つことを求めている選手、自分がチームでの立場がわかっている選手は、無理しても出たいといってくるでしょう。
怪我の具合をみてスタッフ、止めるのか、出させるかの判断をすると思います。
勝利を目指す選手は、苦しくても最後の瞬間のために頑張ります。

しかし、その喜びを知らない選手は、友達と仲良くプレイできればい。
気持ちいいプレイができればいいと思っているのではないでしょうか?

なので、チームが勝ち進むつれて、彼の楽しい瞬間はどんどんなくなっていったのではないかと思います。

勝っていく経験が一気に上がってしまったので、不安が生まれていたのではないかと思います。

選手がどんな気持ちでスポーツをはじめて、そして今の気持ちはどうなのか考えながら大会にのぞんでみてください。

「真剣」と「夢中」

あるチームが練習試合をしていたとき、
相手が格下とわかると、へらへらしながら普段やらないプレイをしていました。

その時、指導者が「いろんなプレイをすることはいい、でもそれは真剣にやっているの?それとも勝てると思ってあそんでるの?」と尋ねていました。

余裕がなければいろんなプレイに挑戦はできません。そして試合で挑戦していくと、次第に身についていきます。

「相手へのリスペクトをしているからこそ、プレッシャーが生まれ、その場面で挑戦するからこそ、そのプレイは失敗しても成功しても価値がある」と指導者は言っていました。

中学生ぐらいまでは、いろんなことに「夢中」なることが大事だと思います。
*夢中・・・それに心を奪われ、ほかの事を考えない状態になること。
これは試合に限らず練習でも当てはまります。残念ながら常に「夢中」状態というのは難しいですが楽しいと思えることが「夢中」になっていく第一歩だとおもいます。

遊びと練習や試合の違いを「真剣」にやるかどうかになってくると思います。*真剣・・・いい加減や遊び半分でなく本気なこと。
何かの技術を高めるためには本気にならなければいけません。

遊びは「夢中」になれます。そこから高みを目指すためには「真剣」に取り組むことが必要です。

みなさんのチームは「夢中」になっていますか?
そして「真剣」になっていますか?

「遊び」と「目的」

今は、あまりゲームってやらなくなったんですが、携帯が変わってアプリを再インストールする時にゲームを入れるか入れないか悩むことがあります。(笑)
基本的には単純なゲームしかやらないのですが、少し前にロールプレイングゲームをやっていたことがあります。

そこには、飽きさせない工夫がたくさんあります。

しかし、いつの間にか、本来の目的を忘れてゲーム内のミニゲーム必死なっていたります。

面白いですよね。

実はスポーツでも同じことが起っています。

勝つという目的のために難しい技術を習得しようとする。

しかし、なかなか習得ができないから他の技術を習得を考える。

すると、他からもっと楽しいことがあるよって誘いをうける。

気がついたら楽な方を選びスポーツをやめていたり、目標をすごく下に設定していた。

とこんな感じになるのでしょうか。

遊びであれば、楽しい!を最優先すればいいと思います。

スポーツで勝つというゴールがあるのであれば、練習や行動の意味をしっかりと伝え意識することが大切だと思います。

寄り道は決して悪くないです。
しかし本来のゴールを見失わないように、選手を観察し導いてあげることが大切だと思います。

「遊び」と「集中力」

いろいろな指導者と話をすることがあります。

そこで、「練習で集中力がない」「選手のモチベーションが低い」という指導者の方がいらっしゃいます。

なぜか?

部活が自由化になり、中学生はこう行った選手はだんだん少なくなると思います。
まだ、「友達がやっているから」「何かやらないと行けないから」と最初の動機スポーツと関係ないところか始まっているからです。

その状態だと、1時間もしないうちに飽きてしまいます。
それを怒るなどして無理やり元の状態に戻す。こんなやり方がまだまだ見られます。

子どもたちは遊びになると夢中になります。

その集中力は素晴らしいです。
声をかけても気づかないというぐらいに入り込むこともあります。

スポーツで言えば、ゾーンに入っている。状態ではないでしょうか?

なんとなく気づいていただけたでしょうか?

いやいややって無理やり集中させてもゾーンに入ることはできないと思います。

スポーツはもともと遊びからの発展です。
であるのであれば、それぞれやっているスポーツを分解して、部分部分で遊ばせて見てはどうでしょうか?そして単に遊ぶのではなく、自分自身と競わせることが大事です。

遊び感覚で自分に少しでも勝っていく事で集中力が上がり、成長が加速していくと思います。

厳しさでやるスポーツは指導者のためのスポーツです。
選手がどう判断するかを委ねて、それがいい方向に向かうために指導者が考えて行動して見てください。

「自分でやるか」と「やらされるか」

小中学生の教室をやっていると、参加者のやる気に波があります。

それは、生活をしていていろんな感情があるからだから仕方ないと思っています。

しかし、ここでどう切り替えれるかが大事だと思います。

私の中で指導とは「気づきを与えること」で、教えることではないと思っています。

なので、じっと選手たちを見ていることが多いですし、選手たちは遊びに走ってしまうことがあります。

遊びになっても、そこからの学びがあればいいと思います。気づくこと大事。

大体、他の指導者がしびれを切らして、手をかけてしまいますけどね。

この時、選手たちには、「自分からやる!」って決めることが大事だと伝えます。選手たちの生活のほとんどが、「やらされている」状態です。

だからスポーツを行うときは常に自分から行動してほしいと思います。

自分が好きで楽しい場所、だから自分から行動するところにスポーツがなってほしいと思います。

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