「自由」と「困惑」

「自由にやっていいよ」
「自由に発言して!」
と言うと、子どもたちは「やった!」と喜びますが、
「で、何する?」となって、なかなか事が進まない事があります。

なぜか、選択肢を子どもたちが持っていないからです。
練習でも、子どもたちに任せると、どこかでやった練習内容を

こなす方向になっていきます。

子どもたちの自由は、ある程度決められた中での自由であり、
自由だから新しいものを生み出していくと言うことにはなりません。

これは子どもたちは全て受け身の行動が「いい子ども」と
評価される事が多いからです。

コロナの休校期間、ある選手が
「普段、時間なったら授業が始まって、放課後になったら部活があり
帰ればご飯があり、全てが用意されていたことに気づきました。
休校期間中は自分で考えて行動しないと、何もしないで1日が
終わってしまう事もありました。」
と言っていました。

時間に自由が生まれる中で、何をするか考えると言う作業が
大変だと気づき困惑したことを教えてくれました。

子どもたちが自由にできていると感じる事が

大きな成長と豊かな発想ができるようになります。
その枠を大人がどこまで広げるのか縮めるのかが
ポイントになっていくとおもいます。

みなさんの周りの子どもたちは自由な発想で活動できていますか?

「選択肢」と「自主性」

先日も書いたと思いますが、最近「自主性」という言葉が気になります。

自主性とは・・・学習したことを自ら行うこと

学校やスポーツの現場で自主性に任せると言った言葉がありますが、
自主性は、教わったことをやっているだけに過ぎずに
そこに考えると言う行動や、生み出すと言う考え方はありません。

学生は選択肢を作っている最中です。
そこで「自主性を」と言っても同じことを繰り返して
そして、それをしていれば怒られないと言う思考もあってか
考えることをしなくなります。

なので、役割を決めると、それ以外のことをしなくなってしまい
仲間を助けると言う発想がない選手まで出てきます。

これもいろいろな現場で「自主性を」と
言ってきた弊害なのかもしれません。

私たち大人は、言葉の意味や、
その言葉でどこまでやって欲しいかなど
考えて選手に伝えなければいけません。
指導する側が、いくら注意を払って伝えたとしても、
実際に理解できているのは
初見で50%いけばいい方です。

そんなことを考えて伝えることを意識して、

選手たちには多くの選択肢を理解させた上で
「自主性」という言葉を使っていかなければいけない
のかと考えています。

「通常」と「混乱」

私が指導しているバレーボールのチームや教室の話です。
通常、パスは向かい合ってやるものだと思います。

しかし、私のところは、向かい合ってパス練習はしません。
そして複数人で、ボールも複数個使って行っています。
これは、非日常であって、バレーボールでは実際には有り得ませんが、
選手たちの思考を混乱させる中で、通常のパスができるかどうかを練習しています。

そして、私は同じ学校の選手たちが組むことを嫌います。
違う学校の選手と組むと、バレーボールの教わり方、考え方が違うので
選手が混乱して通常のプレイができなくなります。

バレーボールに限らず、道具を使うスポーツは、使い始めや技術習得の始めは

必ず混乱が生まれます。

混乱して考えるからこそ、選択肢が増えて、
技術の習得や体の動き方を身につけることができます。

私たちは、新しいことにチャレンジすることに臆病です。
そして、混乱することを嫌います。
それは、よりエネルギーを使うからと今までの経験を一旦捨てなければ
いけないと考えるからです。

混乱は新たな技術習得している最中と考えて、新しい技術が習得して時のことを
考えてワクワクしたら混乱も楽しめて向き合えると思います。

「伝え方」と「教え方」

バレーボールの外部コーチの方とお話ができました。

大会についてや、フォーメーションの話。
指導方法など話をしました。

その中で、「答えを教える」「選択肢を増やす」と言う話がありました。

選手の理解度や運動能力になりますが、
どの部分を「教える(テーチング)」
「選択肢を考えさせる(コーチング)」をするかが
難しいとかんじているようでした。

ある選手は、フリーで選択肢を増やす言葉掛けある
選手は、単純なことを反復練習がメイン

中学の部活は運動能力が高い選手ばかりではないので、これは仕方ないことだと思います。

現状はどうなのか?


学校の先生の多くは教えることをしていて、そこからの選手の解釈が
「俺は言われたことはやっている」
と言う発想になっていて、カバーができていないと言う結論になりました。

教え方が悪いとか良いではないです。
私たちが教わって時代、そして今の先生たちの時代、さらに選手たちで
受け取り方が大きく異なっているからです。

これらのことを指導者が理解しないでしどうしているのと
「何度行ったらわかるんだ!」となります。

時代の変化に気付き伝え方を変えていかなければ
いつまで経っても理解が深まりません。
自分たちの時代はではなく、
今、目の前にいる人にはどうしたら伝わるかを考えて伝えて見てください。

「理想」と「現実」


この休み期間、私の娘は部屋の片付けをしているそうです。
春から中学生になるので、その準備かと思っていましたが、自分の好きなアニメのキャラクターを印刷して壁に飾っていました。
そこに飾ってあったキャラクターは、ハイキューのセッターたち。
私のバレーのポジションはセッター。
ちょっと嬉しくなりました。
そこで「中学に入ったらバレーやるきになった?」と聞くと
「嫌だ!」
の一点張りでした(笑)

姉が小学生の時子供会のポートボールで少しだけコーチをしたことがあります。その時の関係性をみていて嫌だったんでしょう。
応援にくる時はベンチコート禁止、腕組んでみるのも禁止と言われたことがありました。
下の娘は父と子の関係性がいいのであって、選手とコーチという関係は大きく違うものと思う節があるのでしょう。
私の理想は、娘の理想とは違うようです。

親子でであっても、このように考え方が違います。
親だからといってレールを引くのでなく、選択肢を用意して、本人が決めるということをしてみてください。
結果は行動から生まれます。
彼女の、今の、その選択、行動を応援しようと思っています。

「素直」と「認める」

選手たちと話をしていると、なるほどって素直に認めてながら聞いている部分と、おれは違うけどねって聞いている選手が出てきます。

私の喋っていることに対してこう言った反応は全然問題ありません。

話の時にしつもんする時があります。
その時答えが複数でるように、他には?って聞きます。

すると選手たちの答えに矛盾が生まれることがあります。

そこで、「あれ?何かおかしい!」と気づきを認める、修正することが大事だと思います。

しかし、一つの競技しかしてこなかった選手たちや、大人との関わりが少ない選手は素直になりすぎて、自分の矛盾していることを認めようとしません。

そうなると、変化、成長が難しくなります。

ここで、いろんな視点のから説明してあげることが大切になります。

そこには、選手の考え方を認める部分。全く逆の発想の案。そして自分の案。など様々な角度からの説明が大切になります。

その中でさらに別の案がないか一緒に考えてみることで、矛盾に気がつき考え方に変化がでてくると思います。

選択肢を奪わないようにしつつ、いろんな案を提示や一緒に考えてみてください。

そうすることで、考え方が柔軟になっていき、人の案に自分なりの解釈で自分が成長していくヒントに変えていくと思います。

「1」と「0」

昨日、浜松ベアーズの合同練習会を開催しました。


午前中は、バレーボールチームが3つとサッカーチーム、ミニバスチームがメンタルトレーニングに参加してくれました。

メンタルトレーナー仲間で分担して各チームごとに自分たちが成長するためにいろいろ体験をして考えて自分たちの答えを出していました。
終わった後トレーナーさんたちといろいろ話をしました。その中で、「監督、コーチを私たちは上回ってはいけないですよね?」としつもんがあったそうです。私たちの活動は、選手たちの不安を取り除き迷いなくプレイし、輝いてもらうことです。
なので、技術、戦術の担当している人たちの協力しますが、その人たちの考えを否定したり監督たちを超えるアドバイスをすることはしません。

そこで、考えたのは選手の姿勢はどうなのか?
選手と話をしていて、「監督は〇〇と言っていたました。」とはじめから私たちの話を否定する選手がいます。
気がついたことが、指導の仕方。指導の中で「1」か「0」での指導をしている方が多いのではということ。これは、ダメ、これはOKは指導としても選手としても楽です。


選手たちに自主性を持たせるためにはまず、選択肢を用意してあげることだと思います。そして次にその選択肢を増やしていきます。すると、選手たちは「これもいいんだ」「あれもいいんだ」とどちらがいいのか考える様になります。
なので「1」か「0」ではなく「10」もしくは「100」と「0」と考える様にしてあげることが大事ではないでしょうか?

そうすることによって、選手たちは自分たちで考えさらに、そこから新しい発想が生まれてきます。
そんな選手を育てるためには、多くの人と関わることだと思います。

多少選手たちは迷うかもしれませんが、その迷い考えやってみることが大きな成長につながっていきます。
選手のためにも多くの方と関わりを持たせてあげてください。

「選択肢」と「嫌うこと」

選択肢がたくさんあることは、素晴らしいことです。
時として、選択肢が多すぎることがアダとなり、迷い、間違えると言う事もあります。

しかし間違えると言うのは、経験することで、成長にはとても大切なことです。

選択肢は、指導者や大人が選手に伝えたり、教えたりすることが指導者の経験を選手が経験をする時間を省いて考え方の一つにできます。

これはあくまでも過去の経験と言うことを指導者は忘れてはいけません。

あくまでも主役は選手です。

また、選手は指導者が変わると前の方がよかったと、新しいことを取り入れることを嫌がる傾向があります。

嫌ってしまうと、楽しかったスポーツそのものが楽しくなくなってしまいます。

なので、選択肢の一つとして指導者の言うことが頭の中に入れてください。

主役が選手なのですが、指導者の主は選手ではなくチームになることが多いです。
さらに指導者が自分のチームと言う意識が強くなるとチームとしてもうまく機能しなくなります。

全ては良かれと思ってい行っていることです。ボタンの掛け違いにならないように誰が主役?、どうしたい?を忘れないように新チームを作っていただけたらと思います。

「~だろう」と「~かもしれない」

大人は特に経験を結果みて「~だろう」ということがあります。

結果をみてからの言葉は全て後付けになってしまいます。

選手はだったら「先に言ってよ」って思うことがあります。

考える機会を選手に与えるためには、「こういう場面は〇〇かもしれない」「もしくは■■かもしれない」と先に選択肢を与えることが大事です。

結果をみて伝えるのであれば、今の場面〇〇をしたけど、■■は考えた?とか、△△は見えた?など選択肢を増やしてあげる言葉掛けをしてみてください。

すると選手たちの選択肢が広がり、プレイの幅が拡がります。

答えを教えてしまうと、選手が楽をして考えることをしなくなりまます。
逆に、考えるような言葉掛けを続ければ、選手自身が考えて行動するようになります。

ぜひ言葉掛け考えて選手、お子さんに伝えてみてください。

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